泉区は、水と緑に恵まれた、自然豊かな区です。面積の約半分の49.7%が市街化調整区域で、樹林地や農地などの緑が多く残っており、緑被率は39.0%(平成21年現在)と、市内で3番目に高くなっています。また、和泉川、阿久和川などの4つの河川や湧水など豊富な水資源にも恵まれており、和泉川の「地蔵原の水辺」や阿久和川の5つの「まほろば」など、多くの親水拠点が整備されるとともに、平成19年8月には、泉区、戸塚区、藤沢市にまたがる位置に県立境川遊水地公園が一部開園し、自然豊かな水辺空間やレクリエーションの場として、地域の方々に愛されています。
これらに加え、特に農業は、市内18区のうち、経営耕地面積が1番目、農業就業人口は2番目、農家数は3番目(2010年農林業センサス)となっています。こうした区の特長を生かして平成21年4月から、相鉄いずみ野線・ゆめが丘駅前に泉区役所と横浜農業協同組合の協働による、農産物直売所「泉区ファーマーズマーケット“ハマッ子”」を開設しています。
道路などの都市基盤施設の整備も着実に進んでいます。環状4号線については、平成17年度末に泉区の全区間が完成しました。また、県道横浜伊勢原線については、平成22年度末に、泉区の全区間の4車線化が完了しました。
このほか、平成21年1月には、子育て支援拠点「すきっぷ」が相鉄いずみ野線・いずみ中央駅前に、同6月には、児童養護施設「杜の郷(もりのさと)」が岡津町に、また、同12月には地域ケアプラザとコミュニティハウスの合築施設が新橋町に開設されました。
(出典 横浜市市民局 18区の紹介)