ローカルグッドニュース

2014年度泉区外国人意識調査を実施

泉区では、区内在住の日本人と外国人が互いの文化を尊重し、暮らすことができる多文化共生のまちづくりを進めています。こうした中で、今後の多文化共生施策の基礎資料として活用することを目的に、2009年度実施「泉区外国籍区民ニーズ調査」(以下、前回調査)に引き続き、「泉区外国人意識調査」を実施し、このたびこの調査結果が発表されました。

 

主な調査結果として、生活の満足度や困っていることとして、 「日常生活の中で何か困っていること」の第1位は、前回調査と同じ「言葉が通じない」 (30.0%)でした。第2位「特にない」(26.7%)を除くと、前回調査と比較して最もポイン トが伸びたのは「災害時・緊急時の対応」(23.5%:9.5ポイント増)となりました。

また、地域とのつながり では、「やってみたい地域活動」については、「日本に来たばかりの外国人の支援」(25.6%)と回答 する人が多く、「参加したくない」(32.9%)と回答した人は、現在「特に参加していない」(75.8%)と回答した人に対して、3割程度にとどまりました。

そして防災の項目では、前回調査と今回調査の間に東日本大震災が発生し、防災に関する意識の高まりがみられます。災害への備えとして、「食料や飲料水を準備している」(46.9%)と回答したが最も多く、 前回調査より19ポイント増加しました。また「特に何もしていない」(18.8%)と回答した 人は、前回調査「準備をしていない」(30.2%)と比較して11.4ポイント減少しました。

 

調査の概要

・調査対象:700人(区内在住外国人のうち満20歳以上の人)(住民基本台帳からの無作為抽出)

・回収数:277件

・回収率:39.6%

・調査方法::郵送によるアンケート形式

・調査機関:2014年8月~9月

ライター紹介

LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp 

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