寿地区で大切にされてきた活動には、過酷な生活環境の中で誰も取り残さないという「人権」への深い配慮が背景にあります。なぜ、炊き出しが必要なのか、炊き出しを必要とする人の「思い」と運営する人の「思い」を知り、共に生きる仲間の人権をどうとらえるかを、対話をとおして考えます。
※2021年度から「LIVINGサロン」と題して、地域社会を支える政策や取り組みを理解し合うための「学習の機会と居場所=サロン」づくりをはじめました。今回のサロンは、その中の「人権」をテーマした第1回目です。
由良哲生さん(寿日雇労働者組合)
1949年に京都府綾部市で生まれる。高校卒業後、精密機械の会社に入社。24歳の時、仕事で川崎に移動。第一次オイルショックの時にリストラにあう。その後、約1か月間野宿生活に至ってしまう。 1999年暮れから2000年の越冬に参加したのがきっかけで、越冬明けの1月から組合に入り、活動を行い、現在まで続く。
森英夫さん(寿医療班・看護師)
1971年東京都生まれ。看護学校在学中の1995年頃より寿医療班の相談活動に参加する。2003年寿町に転居し、町内の診療所・訪問看護ステーション・介護事業所に看護師、ケアマネージャー兼ヘルパーとして勤務。 2011年東日本大震災をきっかけに、社会・政治活動に参加する。現在NPO法人寿クリーンセンター副理事長。港南区在住。
イベント概要
【会場】ことぶき協働スペース
【参加費】無料
【定員】15人
※感染症対策として、マスク着用の呼びかけ、手指消毒や検温の徹底、十分な換気、二酸化炭素濃度計の活用などを実施しています。
【主催】
ことぶき協働スペース
https://kotobuki.space