寿のまちに「ことぶき協働スペース」が開所して1年と8カ月が経ちました。この間、寿地区で出会った皆さんとの対話から「多様性」や「共生」について語り合い、寿の地から広く発信するイベント「ことぶき協働フォーラム2021」を開催します。(全プログラム「オンライン」配信。)
横浜市寿町は簡易宿泊所が建ち並ぶまち。日本の高度経済成長を支えた日雇労働者が集ったまち。このまちの人々が問いかけ、教えてくれるのは、深く尊い生き方の多様性。人生の交差点、寿町からのオンラインフォーラムは、「異なる」ゆえに理解が深まる、学びが広がる、「共生」の対話をお留けします。
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イベント概要
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【配信日時】
◆3/6(土) 12:30~17:00
【視聴方法】
◆YouTubeライブで配信
◆「ことぶき協働スペース」チャンネルからご視聴いただけます。
【参加費】
◆無料(どなたでもご視聴いただけます)
【主催】
◆ことぶき協働スペース
https://kotobuki.space
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タイムスケジュール
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12:40~14:00 ①基調対談 (80分)
14:10~15:40 ②トークセッションA (90分)
15:50~16:50 ③トークセッションB (60分)
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①基調対談
「寿の人々の軌跡と奇跡、その魅力に包まれた日々」
【概要】
◆寿に暮らす人々とともに歩いてこられたお二人が「多様性」を楽しむ、活かす場づくりの実践を語ります。人々が背負ってきた重たい荷物を解くなかで、生まれた軌跡と奇跡から寿の魅力をたどります。
【ゲスト】
◆加藤 彰彦〈野本 三吉〉
(元寿生活館職員、元横浜市立大学教授、元沖縄大学学長・同大名誉教授)
◆村田 由夫
(寿地区自治会長、NPO法人市民の会寿アルク理事長)
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②トークセッションA
「障害があっても活躍できる社会を目指して」
【概要】
◆お金、社会との接点、生きがい・・・人が「働く」理由はさまざまです。それは障害があっても同じこと。しかし、障害者の「働く」には今もたくさんの壁が立ちはだかっています。誰もが活躍できる社会を目指して、福祉現場の目線から考えます。
【ゲスト】
◆大友 勝
(NPO法人横浜市精神障害者地域生活支援連合会代表)
◆大貫 義幸
(横浜市社会福祉協議会 障害者支援センター事務室長)
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③トークセッションB
「寿の多様性を包摂する」
【概要】
◆建築、福祉、芸術、住まい、不動産、地域産業などの視点は、まちへの「問い」を投げかけます。地域の未来と可能性を開く、創造と寛容が融合するまちづくりとは。まちと人との関係を豊かに包む多彩な観点から、まちづくりプランナーが語ります。
【ゲスト】
◆岡部 友彦
(コトラボ合同会社代表)
◆櫻井 淳
(株式会社櫻井淳計画工房取締役、NPO法人横濱ジェントルタウン倶楽部)
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トークゲスト
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①基調対談
◆加藤 彰彦 [野本 三吉]
(元寿生活館職員、元横浜市立大学教授、元沖縄大学学長・同大名誉教授)
1972年から10年間、30歳代の時に寿生活館の生活相談員として勤務。寿地区で暮らし、公私にわたり日雇労働者と対話する中で「寿夜間学校」「寿識字学校」の開校、「寿住民懇談会」結成などに尽力。寿の人々との交流の熱い記録は、作家ペンネーム「野本三吉」による『風の自叙伝』『裸の原始人たち』『寿生活館ノート-職場奪還への遠い道』に詳しい。小学校教員、児童相談所ケースワーカー、大学教授などをとおして「子ども研究」「共生のつながり」を求め実践し続け、現在は田谷長生会(老人会)を運営する。2018年に新刊『まちに暮らしの種子を蒔く』を出版。
◆村田 由夫
(寿地区自治会長、NPO法人市民の会寿アルク理事長)
長年、寿福祉センターの相談員として寿地区のアルコール依存症患者とともに歩む。地域連携の力となる「寿地区自治会」発会に尽力。現在も自治会運営を始め、寿福祉センター保育所事業、NPO法人寿クリーンセンターの福祉作業所運営、アルコール依存症者の回復援助の活動など、寿地区に暮らす人々へのゆるぎない愛着を複数の現場で示し続けている。著書『良くしようとするのはやめたほうがよい』にて当事者支援の原点を問いかけ、昨年10月には『寿で暮す人々あれこれ』にて、忘れえぬ多彩な出会いと寿地区への思いの記録を発行した。
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②トークセッションA
◆大友 勝
(NPO法人横浜市精神障害者地域生活支援連合会代表)
1970年頃から10年間日雇い労働に従事。81年より(財)寿町勤労者福祉協会職員。この間、寿地区住民懇談会代表、民生委員等を歴任。85年精神保健福祉を考える市民の会野草の会に参画。87年より横浜市精神障害者地域作業所連絡会代表を務め、この間に横浜市初の精神障害者グループをはじめ多くの地域作業所の設立・運営に携わる。97年全国精神障害者地域生活支援協議会を設立し代表を務める。日本精神保健福祉連盟理事、全国こころの美術展企画運営委員等を歴任。
◆大貫 義幸
(横浜市社会福祉協議会 障害者支援センター事務室長)
1982年に横浜市入庁。保健福祉分野を中心にキャリアを重ね、鶴見区福祉保健センター長、健康福祉局健康安全部長などを歴任。定年退職後の2019年現職に就任。地域訓練会、地域活動支援センター作業所型等への運営支援、障害者作業所共同受注事業(わーくる)の運営、障害者研修保養施設横浜あゆみ荘の運営、障害者後見的支援制度の推進など、障害者の社会参画事業に精力的に取り組んでいる。
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③トークセッションB
◆岡部 友彦
(コトラボ合同会社代表)
地域の資源を活用し、新たなイメージづくりや、しごとづくり、関係づくりなど“モノ”づくりではなく、“コト“づくりからまちづくりに取り組んでいる。2004年より、横浜寿地区にて地域の空き部屋を繋ぎ合わせて一つの宿とし、新たな人の流れやイメージを作る安宿事業「YOKOHAMA HOSTEL VILLAGE 」をはじめいくつかの事業を展開。2012年より、愛媛県松山市三津浜地区にて空き家バンクや、使われていない古民家のコミュニティアセット化を目指した活性化事業などを行っている。
◆櫻井 淳
(株式会社櫻井淳計画工房取締役、NPO法人横濱ジェントルタウン倶楽部)
横浜市において、都市計画:都市マス(港北・中・緑区等)、創造都市:バンカートや芸術不動産、アーバンデザイン:元町地区計画や街路デザイン、エリアマネージメント:黄金町のまちづくり、福祉のまちづくり:横濱ジェントルタウン等プランナーとしての活動や教会建築等の建築設計活動を行っている。寿町とは国や市の調査・研究を通して関係しており、寿町健康福祉交流センターの建築計画から地域合意形成まで関わった。
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