~共生社会ホストタウン事業~
横浜市は、パラリンピアンとの交流をきっかけに、共生社会の実現に向け、ユニバーサルデザインの街づくりや心のバリアフリーの取組を実施する自治体「共生社会ホストタウン」として取組を行っています。
横浜市は、東京 2020 大会における英国代表チームの事前キャンプ地・英国ホストタウンとして、これまで様々な交流を行ってきました。このたび、「スポーツ施設におけるインクルーシブデザイン」をテーマに、英国の公的な国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシルや、ロンドンパラリンピックのレガシーとして設立されたグローバル・ディスアビリティ・イノベーション・ハブ(GDI Hub)等と連携し、英国の知見をもとにスポーツ施設におけるインクルーシブデザイン*のあり方を考えるオンラインセミナーを開催します。
*「誰一人として置き去りにしない」をモットーに、すべての人々が公平且つ平等に世界を体験できるよう支援する、英国発祥のデザイン手法。「極端な利用者」の声に耳を傾け、全ての利用者の需要に対処することでより豊かなソリューションの提供を目指します。
●セミナー概要
1 日時 | 令和2年12月11日(金)18時00分~19時00分 |
2 講演者
(予定) |
グローバル・ディスアビリティ・イノベーション・ハブ(GDI Hub) オペレーション&インクルーシブデザイン部門ディレクター Iain MacKinnon(イアン・マッキノン)氏 |
3 テーマ | ロンドン 2012 大会のレガシーから学ぶ、スポーツ施設におけ るインクルーシブデザインのあり方・考え方 |
4 内容
(予定) |
●インクルーシブデザインとは何か【日英同時通訳あり】 ●ロンドン 2012 大会の開催経験を踏まえたバリアフリー化事例 ●横浜市のスポーツ施設におけるインクルーシブデザインとは ●質疑応答(チャット形式) など |
5 対象者 | 市内スポーツ団体、スポーツ施設関係者 など |
6 協力 | ブリティッシュ・カウンシル |
●Iain MacKinnon(イアン・マッキノン)氏のプロフィール
(グローバル・ディスアビリティ・イノベーション・ハブ(GDI Hub)オペレーション&インクルーシブデザイ
ン部門ディレクター)
英国アクセスコンサルタント(NRAC)のメンバーとして、複合施設の基本計画、新旧建築物、製品から
会場やライブイベントの運営面まで、幅広いプロジェクトに対して創造的かつ革新的なソリューションを
案出し、インクルーシブデザインに関する提言を行っている。
*GDI Hub とは:大学および文化機関の協働組織としてクイーン・エリザベス・オリンピック・パーク
を拠点に、地域コミュニティ、研究者、専門家、障害のある人々を結びつけ、ロンドン・パラリンピック
競技大会によって培われた経験と、障害に関する最先端の専門性を融合することで、更なるイノベーショ
ン、共同デザイン、クリエイティブ・シンキングをグローバルに推進している組織です。