イベント

6/1 「ことぶき協働スペース」オープン記念トークイベント

寿町に「開かれた街づくり」を推進する拠点が誕生

寿町総合労働福祉会館跡地に6月1日(土)、「横浜市寿町健康福祉交流センター」がオープンします。
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボは、同センター内に設置される「ことぶき協働スペース」の運営を受託しました。横浜市健康福祉局との横浜市市民協働条例に基づく協働契約の締結に向けて準備をしています。

「ことぶき協働スペース」は、まちづくりの担い手となる地区内外の団体や事業者等がネットワークを築きながら活動を行い、交流を活性化させることで寿地区の「開かれたまちづくり」を進めていくための拠点として位置づけられています(寿町総合労働福祉会館再整備計画より)。

「ことぶき協働スペース」のオープンを記念して、トークイベントを開催します。

 

<オープニングトーク:「寿町の未来を語る」 〜新施設開所に向けて~>

1.挨拶(3分)
田中博章さん :横浜市健康福祉局 局長

2.ことぶき協働スペースについて説明(3分)
杉浦裕樹   :横浜コミュニティデザイン・ラボ 代表理事

3.挨拶(20分)
村田由夫さん :寿地区自治会長
井原正聖さん :神奈川県宿泊業協同組合 理事長
呉俊雄さん  :横浜簡易宿泊協同組合理事長
寿プラザ地区地域防災拠点運営委員会委員長
高橋寛人さん :横浜市立大学国際教養学部 教授
矢内原充志さん:デザイナー
竹本真紀さん :美術家
小泉雅生さん :横浜市寿町健康福祉交流センター設計者  ほか
※各自2分程度で挨拶

4.お知らせ(4分)

 

<トークライブ1:「寿の営みと蓄積」 ~寿町の記録と記憶~>

ことぶき協働スペースの今後の調査研究的な活動について紹介します。

会場では、「寿地区の紹介」として、横浜市中心部の礎である吉田新田埋立から現在までの寿地区の成り立ちを、書籍や歴史的・学術的価値のある資料等で紹介します。昭和49年から平成28年まで地域住民の生活・福祉向上等の役割を果たしてきた「寿町総合労働福祉会館」の軌跡も写真や映像資料で紹介します。

ことぶき協働スペースは、まちづくりの担い手となる地区内外の団体等がネットワークを築きながら活動を行い、交流を活性化していくことで、寿地区の「開かれたまちづくり」を進めるための新施設。官民協働で実施する新規事業について紹介します。

トークでは、今後、ことぶき協働スペースで連携をしていきたい団体・個人の方々と、今後のまちの記憶をつくっていくためのアクションについて、オープンにディスカッションします。

コーディネーター・進行:杉浦裕樹(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ代表理事)

 

<トークライブ2:「協働スペース × SDGs」 ~若者の視点から~>

20代を中心とする若者たちの企画として実施。ことぶき協働スペースのスタッフも登壇し、寿町にまつわる写真や文章資料を参照しながら、自らの生活体験と照らし合わし、現代に必要とされる場作りのあり方について、参加者とディスカッションしていきます。

横浜市中区に位置する寿地区。福祉のニーズのあるまち…?どのような歴史があるの? 何となく名前は聞いたことがあるけど、どのようなまちなのか知らないという、学生をはじめとする若い世代向けに、寿地区の現状や、歴史をシェアします。
「ことぶき協働スペース」の愛称も、参加者のみなさんと考えたいと思います。

メインファシリテーター:小林遼、鈴木ゆりり
話題提供:林北斗、矢口達也

 

【参考】

横浜市との協働により、6月より以下のような事業に取り組みます。

(1) ことぶき協働スペース運営部門
地区内外の団体や住民、学生、社会人ボランティア、企業、学術関係者がともに交流し、地域の活動活性化を進めて行く場として整備します。寿町のアーカイブ、書籍や研究資料などの収集・公開、イベントチラシの配架、情報の掲示などを行います。

(2) 寿地区内外の団体等の連携・交流推進部門
寿地区のまちづくり・地域支援に必要な取組を創造し、継続するための地区内外の多様な活動主体との連携や協働を進めます。横浜市寿町健康福祉交流センター全体を管理運営する公益財団法人横浜市寿町健康福祉交流協会をはじめとする地域の団体と連携して実施していきます。

(3) ボランティアセンター部門
学生ボランティアなどの事前調整やアフターケアを行うことで、学生等の知識と経験に資するとともに、寿地区の活性化に結び付けるコーディネート業務を行います。ボランティア登録制度、マッチングのあり方などについて検討し、活動に関心がある方と地域の活動団体等を結びつけていきます。

(4) 情報収集発信部門
寿地区での取り組みや社会資源などの地域の情報のほか、まちづくり・エリアマネジメント・地域包括ケアシステム等に関する情報の収集と提供を行います。

(5) 問題解決の為のプロジェクト創出支援部門
自治会・町内会などの地域コミュニティやNPO、企業・大学・研究機関などの様々な主体による対話型の共創活動を推進し、課題解決のためのサービスやプロジェクトの等の創出を支援します。

(6) 調査研究部門
地区内外の大学や研究機関などと連携した調査研究事業を実施し、そこから得られるデータの構築・蓄積・運用を進めて、社会的な価値の創出を進めます。

※各事業は横浜市と契約後に協議の上で詳細を決定します

横浜コミュニティデザイン・ラボは、2003年の法人設立からこれまでの16年間、横浜のヒト・モノ・コト・情報などの資源に焦点を当て、それらをマッチング・可視化することを通して、新しい価値を地域に生み出す活動を行ってきました。まちづくりの実践的な研究や中間支援組織としての活動を通じて得たネットワーク等を活かし、寿町の地域のみなさまと一緒に、今後のまちづくりを考えていきたいと思っています。

現在当法人で運営している、シェアオフィス「さくらWORKS<関内>」、市民参加型ものづくり工房「ファブラボ関内」、コミュニティカフェスペース「泰生ポーチ フロント」、WEBメディア「ヨコハマ経済新聞」「港北経済新聞」、地域の情報プラットフォーム「LOCAL GOOD YOKOHAMA」などの事業は、これまでと同様、支えて下さるみなさまと共に運営していきます。

今後も横浜市内外の多くのみなさまの支えを受けながら、横浜コミュニティデザイン・ラボの視点だからこそ見えることを広く市内外のみなさまにお伝えし、次代を見据えた新しいコトにチャレンジしていく団体でありたいと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

日時 令和元年6月1日土曜日
・オープニングトーク 11:00~11:30
・トークライブ1 12:30~13:30
・トークライブ2 14:30~15:30
場所 横浜市寿町健康福祉交流センター
横浜市中区寿町4丁目14番
アクセス:JR「石川町駅」徒歩約8分
費用 無料
URL https://www.facebook.com/events/361306921408090/
開催団体 横浜コミュニティデザイン・ラボ
開催団体URL https://yokohamalab.jp/
お申し込み・お問い合わせ 当日会場にお越しください。

・お問い合わせ
NPO法人 横浜コミュニティデザイン・ラボ
045-664-9009
イベント一覧へ戻る