YOKOHAMA CHALLENGER’S VOICE

まだまだ浸透していないCSR

ここ最近、いろんな雑誌や紙面などで「企業の社会貢献」とか「CSR」とか「エシカル」といった言葉を目にする機会が増えた気がします。確かに一昔前に比べたら増えた気がしますが実際のところ、企業はどれ位CSRに取組んでいるのでしょうか?

t02200172_0536041812973852099今回、経済3団体の一つである経済同友会が日本企業のCSRについての調査結果を発表しました。

結果を見ると、「自社にとってのCSRの意味と範囲を明確にし、会社の経営に反映させている企業」は 39% でした。また、この結果は4年前と変わらずに横ばいとのことです。CSRの国際規格であるISO26000というのがあるのですが、これを取り入れている会社は28%でした。

最初に書いた様に、CSRとか企業の社会貢献とか声高に言われている割には、結構少ないな~というのが印象です。逆に言えば、CSRというのがまだまだ日本企業には浸透していないことを表しています。だからといって、CSRやりましょうよ!と言ってもそう簡単に企業は動かないでしょう。

CSRは、巡り巡って自社に大きな利益をもたらしてくれると理解してもらうことが、CSRの浸透に必要不可欠ではないでしょうか。

 

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阿部 元気 1975年生まれ

2009年にエバーフォワードを設立。会社員時代にエンジニアとして医療ロボットや車載部品の開発に従事。金属の知識を活かして、退社後にレアメタルや貴金属のリサイクル事業を起業。現在は貴金属に限らず、総合リサイクル業を営む。横浜市立大学での講演など “ソーシャル・リサイクル” というユニークな事業が注目されている。

 

会社名  :エバーフォワード

代表    :阿部 元気

住所    :横浜市南区大岡4-35-2-103

TEL/FAX :045-479-4161

E-mail   :info@social-recycle.com

古物商許可番号:神奈川県公安委員会許可

第451350004687号

 

ライター紹介

LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp