港北区

港北区は市北部に位置し、鶴見川流域の平野部と多摩丘陵に連なる丘陵部から成っています。昭和14年4月都筑郡数か村の横浜市編入に伴い、現在の港北・緑・青葉・都筑区の区域を合わせた人口5万人あまりの行政区として誕生し、30年代後半ごろからは、東海道新幹線・第三京浜道路等の開通に伴い、目覚しい発展を遂げてきました。
その間、昭和44年に緑区を分区し、平成6年の行政区再編成により、区の北西部地域が都筑区に編入され、現在の港北区になりました。
平成21年には、区制70周年を迎えました。
港北区は市内最大の人口を有し、現在は約33万人の区民が生活しています。大規模なマンション建設もあり若い世代の割合が市平均と比べ高く、出生数も3,298人(平成22年1年間)と市内最多です。一方で、65歳以上の高齢者数も今後急激な増加が予想されています。
区内には自然も残っており、市民の森などの緑地や市内唯一の一級河川である鶴見川では多くの市民が散策などを楽しみ、市民団体が環境学習などの活動をしています。
一方、住宅開発などから緑被率は平成9年度に31.8%あったものが平成21年度には26.5 %に減少しており、緑の保全や創造、鶴見川の治水・活用、地球温暖化防止など環境問題への取組を進めていく必要があります。

 

(出典 横浜市市民局 18区の紹介

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