2017.02.06
横浜市青葉区は、同区の人口・福祉・環境などについての現況がわかる統計データ集「なるほどあおば2016」を、2016年12月、公表しました。行政が収集する統計データを13のジャンルに分けて紹介するとともに、特集を冒頭に設けて青葉区の「魅力」も紹介するなど、数字の羅列に終わりがちなデータ集に「読ませる工夫」を取り入れています。早ければ1月下旬、2016年度中には、市民が利用できる「オープンデータ」での公開も予定しています。
「なるほど青葉」は、A4判、全48ページ。国勢調査などの統計データを(1)位置・地勢・まち、(2)人口・世帯、(3)地域経済、(4)暮らし・生活・環境、(5)福祉、(6)衛生、(7)国民年金・国民健康保険、(8)教育・生涯学習、(9)市税、(10)住民登録、(11)選挙、(12)防災、(13)沿革ーの13の項目に分けて紹介しています。
また、「市外からの転入・転出者数」「区民の通勤・通学先のうち東京都の占める割合」「自治会加入率」「1人1日あたり燃やすゴミの排出量」など主なデータ指標56項目について、横浜市18区における青葉区の順位を紹介しています。
この指標では「市立小学校から私立中学校への進学予定者の割合」が26.8%で市内1位、有料老人ホームの数・定員数ともに市内1位、納税者1人あたり個人住民税額市内1位、犬の登録頭数市内1位などのデータが紹介され、青葉区民の生活の一端を知る一助となりそうです。
また、冒頭の特集「青葉区の魅力」では「緑」「食」「文化」についてのデータを紹介。あわせて「青葉ブランド」認定店舗一覧を掲載するなど「読んでも楽しめるデータ集」となるような工夫が凝らされています。
まとめを担当した青葉区総務部総務課統計選挙係では、2017年1月下旬を目途にオープンデータ化を進め、青葉区のウェブサイトで公開する予定。公開されれば、区民がさまざまなコンテンツなどに自由に活用することが可能になります。
PDF版のほか、冊子版は1800部を発行。、区役所・あざみ野駅行政サービスコーナー、同区内の地区センターで配布しています。
問い合わせは青葉区総務部総務課まで。
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