2017.01.05
NPO法人横濱ジェントルタウン倶楽部は1月28日13:30-16:00、横浜市中区福祉保健活動拠点多目的研修室(横浜市中区山下町2)で「障害者差別解消法と私たちができること」をテーマに講演会・ワークショップを開催します。2016年4月に同法が施行されてからまもなく1年。当事者・支援者も改めてこの法について学び、日々の暮らしの中で生かすアクションについてみんなで考えます。
横濱ジェントルタウン倶楽部は、2010年8月に発足したNPO法人です。1999年に横浜市が、関内駅周辺地区を「福祉のまちづくり重点推進地区」の第1号として指定したことをきっかけに、1999年に結成された「関内駅周辺福祉のまちづくり重点推進地区協議会」が前身です。 「人にやさしいまち(ジェントルタウン)づくり」を目指し、主として「障害者等が街にでかけにくい状況を解決し、誰もが気持ちよく出かけられる街をつくること」「障害者や高齢者が活動し、働く場・機会をつくること」「街の魅力をアピールし、街の活性化を図ること」を目標に掲げながら活動を続けています。
これまでに「バリアフリーマップ 関内触知図」「横浜駅さわる地図バリアフリーマップ」などの地図づくり、バリアフリー散歩実施など、社会参画のバリアを軽減するための情報を当事者とともに作ってきました。今回のイベントでは、2014-2015年に横浜市障害者差別解消検討部会会長を務めていた東洋英和女学院大学人間科学部教授の石渡和実さんを招いた講演会「差別解消法と当事者の役割」とワークショップを実施します。
横濱ジェントルタウン倶楽部によると、法の内容について当事者がまだよく知らないため、具体的な暮らしの場面で不便な状況に陥った際に活用することが十分にできていないそうです。
このため、ワークショップでは、講師の石渡さんが集めている課題事例を活用しながら「どのような行動を選ぶことが最適なのか」「法律との関係は?」などについて対話をしながら考えていきます。
企画を担当した横濱ジェントルタウン倶楽部の桜井悦子さんは「当事者、支援者はもとより、企業や学校関係者など一般の方にも参加していただけたら。いま町や暮らしの中にある課題を知り、せっかくできた法律を生かして、誰に対して、どのようなやり方をすれば解決に近づくのかをみんなで考える機会にしていきたい」と参加を呼びかけています。
参加費は無料。
問い合わせ、申し込みはメール・ファクシミリで。 ▽メールでは 氏名/電話番号/所属/Email/参加者氏名を記載。また、障害がある方、サポートが必要な方は備考としてその旨を明記ください。 メールはこちら
▽ファクシミリの場合は、こちらのチラシをダウンロードのうえ、印刷した申し込み用紙を下記番号まで送信します。
FAX:045-663-9273
LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp