2016.11.30
港南ふれあい公園で11月5日、子どもたちが地域や世界へ目を向け、幅広い視野や自主性・創造性を育むきっかけとなるように開催されている毎年恒例のイベント「子どもゆめワールド」が開催されました。
園児から高校生によるダンスや演奏、歌のステージのほか、子供向けゲーム、展示、販売、働く車両の乗車体験また「世界の屋台村」で世界各国の料理などが楽しめる約60テントが出店しました。
ネパール・カトマンズにあるセント・エドモンド・スクールの貧困家庭の子どもたちの支援活動に取り組んでいる「ナマステの会」が、キーマカレーを使ったサンドイッチ、マサラティー、ネパールでつくった紅茶ケーキなどの飲食とポーチやブレスレットなどの雑貨を販売。 港南国際交流ラウンジの登録団体「NPO法人夢輪」は、共生のまちづくり活動として、外国の方から祖国の料理や言語を教えてもらう活動についての紹介や、バオバブの木でつくった石けんなどを販売しました。
ベトナムブースを出店した「シンチャオ」は、ベトナム春巻き、エビせんべい、ベトナムコーヒーを提供。同グループは、交流ラウンジでも料理教室のほか、パソコン教室、困っているベトナム人の支援活動のほか、観光ガイドなどを行っています。 NPO法人横浜港南国際交流の会の料理教室の講師を務める韓国のキム・ボチャンさんは、チジミやトッポギなどの韓国料理を提供。昼食時には長蛇の列ができていました。キムさんも交流ラウンジで料理教室を行っています。
メーバーンとラーイ・タイの2団体はタイ料理を提供。タイ春巻、パッカパーオライス、カーオ・マンガイ、タイラーメン、タイカレーは子どもたちのスタッフが大きな声を出してお客さんを呼び込んでいました 。インドネシア女性たちによるグループ「ノナ・マニス」は、民族衣装でインドネシア風の焼きそば、ナシゴレンの他、チキンカレーやかきあげを販売した。
Made in Brazil(ブラジル)はブラジルウィンナー、チョロス、I’Buba (イ・ブ―バ)(イタリア)は、ミネストローネやミートソースパスタを販売した。どちらも陽気なスタッフが気さくに来場者とコミュニケーションを取っていました。 ボランティア「さくら」(ペルー)はキヌア入りマフィン、アマランス入りコーンフレークなどを販売しました。
インドネシアの「サリラサ」は、アジア風の炊き込みご飯、焼きビーフン、ソトアヤム(鶏肉のスープ)、シフォンケーキなどを販売。 港南国際交流ラウンジは、DBJデザインの水「はまっ子どうし」や、フランクフルトソーセージ、キャンディレイなどを販売。ゆめおおおかオフィスタワーにある同ラウンジ館長の荻莊正巳さんは、「今年はアジア開発銀行の連携企画として出店した。各団体は共に活気があり、天気も良くとてもいいイベントになったと思う」と話していました。
「第50回アジア開発銀行年次総会」は、「ともにひらく、アジアの未来」をコンセプトに2017年5月4日~7日に、アジア各国の財務大臣、中央銀行総裁、金融機関関係者、NGOなどが参加して、パシフィコ横浜などで開催される国際会議です。来年の開催に向けて、横浜市内18区で関連イベントが開催されています。
LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp