ローカルグッドニュース

「布団の中のアーティスト」がヒキコモリストサポートフェス アウトプットの場・晴れ舞台のお膳立てを 

ひきこもり当事者の人や元ひきこもりの方を中心とした「生きづらさ」を抱える方々が、日ごろの思いを表現することを通して、交流や情報交換をするイベント「布団の中のアーティストvol.8」が、12月11日(日)13時より、さくらWORKS<関内>で開催されます。主催は、元ひきこもりミュージシャン・哲生さんが発起人となった「布団の中のアーティストプロジェクト」。

「布団の中のアーティスト」を主催する哲生さんは、家族関係、見た目の問題、劣等感、コミュニケーションなどが原因で14〜20歳頃までひきこもり生活をしていたそうです。ひきこもり当時に夢中になっていたのは音楽で、ギターを弾く事に夢中になり、抱え込んだ感情をそこで解放していたとのこと。

ひきこもりや生き辛さを感じてる方達にむけたイベントを作りたいと思い、2014年9月に第1回目のヒキコモリストサポートフェス を開催しました。今回が8回目の開催となります。

哲生さんは、「外に出れない方達の目標になるイベントにしたいという気持ちがあります。今は布団から出られないけど、いつか参加したい、と思ってモチベーションの材料にしてもらえたら幸いです。ひきこもり当事者の方達は話しだすと話が止まらなくなることがよくあります。ひきこもってる時の苦しみだったり、読んできた本の事だったり、宇宙の事だったり、政治の事だったり、人生哲学だったり。相当インプットたまってる分、どっかでアウトプットしないと壊れてしまいます。だから表現という方法でアウトプットする事を広めたいんです。そして晴れ舞台のお膳立てをしたいです。」と話しています。

<実施概要>
「布団の中のアーティストvol.8
日時:12月11日 (日)13時〜17時
会場:さくらWORKS<関内>
参加費:500円(懇親会込み 飲食物持ち込み 再入場自由)
主催:布団の中のアーティスト

<イベントプログラム>
○13時オープン
○14時スタート
前座 布団兄弟登場
○14時〜14時25分
出展作品を紹介
・陸奥みかん(絵画)
・秦正道(自作曲の視聴コーナー)
・目羅未来彦(写真)・のびのび太 (小説)
・本庄志帆(俳句)・フルタアキヒコ(似顔絵など)
○ひきこもり川柳紹介
○14時30分〜15時
パフォーマンスコーナー
・A.J.B.(バンド)
・ユーゴ(朗読)
・大谷健児(最凶替え歌)
○ひきこもり川柳紹介
○15時5分〜15時15分
生き辛さを感じてる方々の詩を元に哲生が曲を付け唄うコーナー
・作詞ゆかり 作曲哲生 「クローバー」
・作詞パブロフ中野 作曲哲生 「黄昏マン」
○15時15分〜15時30分
布団バンドで「塀の中へ」演奏(原曲井上陽水「夢の中へ」替え歌 作詞大谷健児)
○15時30分〜17時 懇親会

ライター紹介

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