2016.11.29
横浜市立大学YCUスクウェアで11月23日、「金沢ラウンジフェスティバル」が開催されました。
ステージでは、横浜に在住するこどもの部のスピーチが行われました。トミダイナさんとグェンミアンはともにベトナムにルーツがあり、地元の小学校に通っている。二人でスピーチの後に「もみじ」を歌いました。最後には観客と共に、もみじを合唱しました。
次に横浜に在住する成人の部が行われ、ティワリモヒトさんはインド出身で日本の生活して困ったこと嬉しかったことついて、スピーチを行った。日本の電車のダイヤが正確で、いつも電車に間に合う為に急いでると笑いながら話してくれました。
その後は7つの国の伝統的な音楽やダンスが披露されました。
県内で活動するバリ舞踊グループ「バスンダリ」(主宰・長谷川亜美さん、サンスクリット語で大地の女神の意味)のダンスは、華やかな衣装に身を包んだメンバーたちが、観客に花を散らす演出も行って、会場を沸かせました。 バリ舞踊は昨年からユネスコ無形文化遺産に登録されたとのことです。
ベトナム「竹笛(バンブーフルート)演奏」では、ベトナム出身のギアリーさんが日本にも馴染み深い素朴なメロディーを、繊細で透明感ある音色の竹笛で演奏しました。じわりと響く優しいメロディーに来場者は聴き入っていました。
フィリピンは、ピノイルダリアトーキョー フィリピンの「ルダリア」という弦楽器の演奏。6人の男女で、フィリピンの陽気な旋律の楽曲を息が合った演奏をしていました。
中国「木蘭(ムーラン)舞踊」 木蘭舞踊とは、太極拳・中国古典・民族舞・京劇のポーズを融合した舞踊。4人で息の合った舞踊を見せてくれました。木蘭は、中国の伝承文芸・歌謡文芸で語られた物語上の女性主人公のことです。
モンゴル「馬頭琴」馬頭琴演奏者ひげ モンゴル代表する楽器で、絵本で有名なスーホーの白い馬でも主人公のスーホーが奏でる楽器として有名です。
モンゴル・ウランバートルで開催された「国際馬頭琴フェスティバル」にも参加した馬頭琴奏者のひげ(大内雅彦)さんによる、二本の絃から奏でられる演奏で、モンゴルの大草原にいるかのような郷愁が会場を包みました。
ギニアのダンスでは、アフリカダンサー美帆さんと夫のクルマさんによるギニアの伝統音楽を演奏が行われました。アフリカの農作業に時に演奏される音楽で、演奏に合わせ生徒さんによる踊りを混ぜたパフォーマンスが迫力満点でした。クルマさんによるジャンベというアフリカの太鼓の音が会場内に響き、西アフリカの音楽でダンスをしたくなる感じにさせられました。
当日は横浜市資源循環局によるゴミの分別コーナーや各国の衣装の試着コーナーなどが同会場で行われました。今回の金沢ラウンジフェスティバルは金沢国際交流ラウンジが主催。「第50回アジア開発銀行年次総会」連携イベントとして実施されました。
「第50回アジア開発銀行年次総会」は、「ともにひらく、アジアの未来」をコンセプトに2017年5月4日~7日に、アジア各国の財務大臣、中央銀行総裁、金融機関関係者、NGOなどが参加して、パシフィコ横浜などで開催される国際会議です。来年の開催に向けて、横浜市内18区で関連イベントが開催されています。
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