ローカルグッドニュース

6月16日横浜・神奈川 オープンデータフォーラム 開催

横浜オープンデータソリューション発展委員会では6月16日(月)に、大さん橋で「横浜・神奈川 オープンデータフォーラム」を開催します。ブース展示出展者募集中です。

1 趣旨
 今、行政が保有する公的な情報を、誰もが自由に使え、再利用や再配布が可能なデータとして提供するオープンデータの取組が、欧米を中心に、日本においても広がっています。
 オープンデータの意義は、情報を単に公開して見せるだけはなく、活用するところにあります。行政の持つ膨大な量の情報を「資産」として捉え直し、誰もが自由に活用できるオープンデータとして流通させる。そして、オープンデータを市民や企業が自由に編集・加工すれば、それによって地域の課題を解決したり、新たなサービスや産業を生み出して行くことも可能になります。さらには、データと共に知恵や技術が相互にシェアされていくことで、ソーシャル・イノベーションが起こることも期待できます。
今回の「横浜・神奈川 オープンデータフォーラム」では、オープンデータの基本的な思想や政策、海外や国内の先進的な事例について、行政と民間の参加者間で共有化すると共に、オープンデータの利活用によって、自治体の未来を切り拓くという観点から、今後の施策や事業のあり方について意見交換を行います。
これによりオープンデータを推進する神奈川県内の自治体のネットワークを形成すると共に、全国の自治体や推進団体などに呼びかけ、神奈川の地からオープンデータの新しい潮流を全国に向けて発信します。

2 日時
2014年6月16日(月) 9時30分~17時45分

3 場所
横浜港大さん橋国際客船ターミナル CIQプラザ
(横浜市中区海岸通1-1-4)

4 内容 (敬称略)
9:30~
(1)主催者、共催者、後援者挨拶

9:45~
(2)オープンデータの思想と基本的な取組のあり方について(パネルディスカッション-1)
オープンデータの根本にある思想とその取り組みのあり方について、また、地域における自治体と企業・技術者との連携などについて、ディスカッションします。
◎モデレーター
関 治之(Code for Japan 代表)
◎パネリスト
庄司昌彦(国際大学GLOCOM、一般社団法人オープン・ナレッジ・ファウンデーション・ジャパン代表理事)
村上文洋(オープンデータ流通推進コンソーシアム 事務局)
原 亮(Fandroid EAST JAPAN理事長)

11:00~
(3)オープンデータ推進の課題とポイント〜技術的側面と法的側面から〜(パネルディスカッション-2)
オープンデータを支える技術的基盤と法的ツールのあり方について、有識者のディスカッションによって明らかにします。
◎モデレーター
杉浦裕樹(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 代表理事)
◎パネリスト
平本健二(経済産業省 CIO 補佐官/東京大学公共政策大学院)
渡辺智暁(クリエイティブコモンズジャパン常務理事)
武田英明(国立情報学研究所教授、NPO法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ 理事長)

<休憩・昼食> 12:15~13:00

13:00~
(4)企業から自治体に向けたオープンデータの提言
オープンデータに積極的に取り組む企業各社からのプレゼンテーション

<休憩・場面転換> 14:15~14:45

14:45~
(5)オープンデータの利活用を考える(分科会形式の事例報告とディスカッション)
・分科会1
「オープンデータによる地域プロモーション-旧東海道をテーマに」
モデレーター:上野直樹(東京都市大学メディア情報学部教授)
・分科会2
「ICTを活用したオープンガバメントー広報、市民参画、課題解決」
モデレーター:藤井博之(NPO法人ASP・SaaS・クラウドコンソーシアム理事)
・分科会3
「オープンイノベーションと地域経済の活性化」
モデレーター:関口昌幸(横浜市政策局政策課担当係長)

16:45~
(6)全体報告会
各分科会の議論内容の共有化
・コメンテーター:川島宏一(株式会社公共イノベーション代表取締役)

17:30~
(7)閉会挨拶

※ ブース展示
行政・企業・NPO等の活動紹介
※出店希望者は事務局までお問い合わせください。

5 対象者
県内自治体職員、県内推進団体、企業、全国自治体職員、全国推進団体、NPO等
定員:300名 参加費:無料

6 主催
横浜オープンデータソリューション発展委員会
http://yokohamaopendata.jp/

7 共催
オープンデータ流通推進コンソーシアム
http://www.opendata.gr.jp/
クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(NPO法人 コモンスフィア)
http://creativecommons.jp/
横浜港大さん橋国際客船ターミナル指定管理者 相鉄企業株式会社
http://www.osanbashi.com/

8 後援
神奈川県、横浜市、横須賀市 ほか 県内自治体に申請準備中

9 協力
総務省関東総合通信局 (調整中)
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/
関東ICT推進NPO連絡協議会 (調整中)
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/ai/npo/
一般社団法人オープン・ナレッジ・ファウンデーション
http://okfn.jp/
NPO法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ
http://linkedopendata.jp/
一般社団法人オープン・コーポレイツ・ジャパン
http://www.opencorporates.jp/
Code for Kanagawa
https://www.facebook.com/CodeForKanagawa/
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
http://yokohamalab.jp/

10 参加申込み方法
メールでyokohamaopendata@yokohamalab.jpに件名「オープンデータフォーラム参加希望」と書いてお申し込みください。申込みフォームも準備中です。

<問い合わせ>
横浜オープンデータソリューション発展委員会事務局(横浜コミュニティデザイン・ラボ内) 045-664-9009 info@yokohamalab.jp

ライター紹介

LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp 

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