ローカルグッドニュース

金沢区六浦に市民運営の地域交流拠点「もりのお茶の間」がオープン ヨコハマ市民まち普請事業で整備

地域住民が運営するコミュニティカフェ「もりのお茶の間」が11月10日(木)、金沢区六浦東の侍従川沿いにオープンしました。このコミュニティカフェは、昭和10年代に建てられた空き家を改装したもので、「ヨコハマ市民まち普請事業」の平成28年度整備施設に選ばれて整備されました。

ヨコハマ市民まち普請事業とは、市民の皆さんが地域の課題解決や魅力向上を図るための施設(ハード)整備を行う際の助成事業のこと。助成先は横浜市が主催するまちづくりコンテストで選考され、市民が施設整備の企画検討、コンテストへのチャレンジ、施設の整備と活用・運営を主体的に行うことで、地域コミュニティの活性化とまちづくりの発展が図られています。

「もりのお茶の間」の名前は、見守りの「もり」、ぬくもりの「もり」とあわせ、「お茶の間」にふさわしい、懐かしさとぬくもりのある場になるようにと願いを込めた愛称で、地域住民から集まった231件の候補の中から命名されました。

拠点では4つの事業を展開していきます。
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①サロン事業
・喫茶・軽食・ランチを提供し、憩いの場としてサロン開設
②支えあい事業
・高齢者や子育ての支援、防災ボランティア事業を実施
③レンタルボックス・貸しスペース事業
・地域住民の手作り品の販売、住民の集いの場の提供
④スクール事業
・大人対象の生涯学習の実施、児童生徒対象の塾の開設

1階のサロンはコミュニティカフェの機能を担います。座席数は、1階が15席、2階はA、B2つの部屋合わせて30席。主なメニューは、コーヒー、紅茶、ジュース各200円。ランチは500円でプラス100円でコーヒー又は紅茶付きに。

家屋の整備は、解体撤去作業にも近隣住民が参加して、できるだけお金を使わず実施されました。整備助成金が利用できない耐震補強工事費用も300万円以上の寄付を集めたりと、住民参加で進めれました。
もりのお茶の間」では、喫茶・軽食・ランチの提供を通じた憩いの場づくりのほか、福祉支援、防災ボランティア事業、地域住民の手作り品販売や集いの場の提供、スクール事業なども展開する予定だそうです。

11月10日に行なわれたオープニングセレモニーには、地元の人々と共に、市の職員や市議会議員など地域に関わる様々な人が集いました。

 

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初日のランチ営業も多くの人で賑わった。

「もりのお茶の間 」
住所:金沢区六浦東1丁目2-8
営業日:火曜日から金曜日の10時から16時までオープン
日曜日、月曜日、祝日は休み
※来年1月以降は月曜日も営業予定
※スクールとカルチャー(スペース利用や講座等)は16時以降も使用可能

ライター紹介

LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp 

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