ローカルグッドニュース

神奈川大学でネルソン・マンデラ記念講演会

神奈川大学横浜キャンパス(横浜市神奈川区六角橋3)で6月3日、「南アフリカ共和国民主化20周年 ネルソン・マンデラ記念講演会 市民にとっての政府の役割~市民権を構成するものは何か~」が開催される。

 同講演会は、南アフリカ共和国が人種差別政策(アパルトヘイト)を撤廃し、民主化を果たしてから20周年を迎えたことを記念して実施。南アフリカ共和国特命全権大使のモハウ・ペコさんが登壇し、市民と政府の関係を中心に、過去20年の南アフリカの挑戦や、南アフリカ初の全人種参加選挙を経て大統領に就任した故ネルソン・マンデラ元大統領の功績について講演する。        

 ネルソン・マンデラは、若くして長く続いていた「非白人」を差別する「アパルトヘイト」政策の反対運動に取り組み、1964年に国家反逆罪で終身刑の判決を受け、27年間の獄中生活の後、1990年に釈放された。1991年にアパルトヘイト撤廃を実現し、1993年にノーベル平和賞を受賞した。1994年には国民の圧倒的な支持を受けて南アフリカ大統領に選ばれ、1期5年間の任期を務めた。2013年12月5日に95歳で亡くなった。

 モハウ・ペコさんは、南アフリカ出身。アフリカの社会・経済発展を促すためのプロジェクト形成およびソーシャルマーケティングの専門家で、これまでに国際貿易、グローバリゼーション、人権、気候変動、民主主義などの課題に一貫して取組んできた。

 ペコさんは、「観念、という市場には多くの議論のスペーが与えられるべき。かかわりを持った人々には情報が与えられ、教育される基盤を作るべきだ。なぜならこれらの行動を通してはじめて、それぞれの願望や憧れに語りかけてくる南アフリカ、そしてアフリカを創造しようと奮起する力を得るから」と話す。

 会場は神奈川大学横浜キャンパス 3号館305講堂。開催時間は14時40分~16時10分。参加無料、事前申し込み不要。逐次通訳有り。

ライター紹介

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