ローカルグッドニュース

ダウン症を持つ人とのチャリティーウォークを企画する「ヨコハマプロジェクト」

チャリティウォークinヨコハマ

 4月8日、さくらWORKS<関内>(横浜市中区相生町3)で、ローカルグッドカフェ「多様性を認め合う社会の形成をプロモートする〜ヨコハマプロジェクトの挑戦!」が開催されます。主催はLOCAL GOOD YOKOHAMA(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ)。4月23日に山下公園で「チャリティウォークinヨコハマ2016」を実施する一般社団法人「ヨコハマプロジェクト」が共催します。

  ローカルグッドカフェは地域や社会を良くする活動を担う人たちが主体となり、各地域の課題の現状、解決に向けたさまざまなアイデアやアクションをなどを、自由にゆるやかに語り合うイベントです。

今回共催の「ヨコハマプロジェクト」は、ダウン症当事者やダウン症の子どもを育てる保護者、そして障害の有無などで左右されない社会づくりに共感する市民らで構成されている団体です。チャリティーウォークのほか、クオリティの高い写真でダウン症の子どもたちの日常を紹介する冊子づくりや福祉作業所の仕事作りなど様々な活動を展開しています。現在、チャリティーウォーク実施のため、LOCAL GOOD YOKOHAMAでクラウドファンディングに挑戦しています。

ダウン症(正式名称:ダウン症候群)は、先天性の疾患群であり、発症する主な疾患として、知的障害、先天性疾患、低身長などがあります。ヨコハマプロジェクトでは、ダウン症を多様性の1つとして捉えることを体感しあえる場として、「障がいのある人も、ない人も同じ体験を通してお互いの能力や特性を気軽に知る」ことを目指し、「一緒に何かを経験し、楽しむ場」を作りたいと考え、米国で大規模に行われているチャリティーウォークを企画・実施しています。

また、ヨコハマプロジェクトは、このイベントで使用するさまざまなグッズを地域福祉作業所に発注し「仕事や雇用を増やしていく仕組み」も同時に模索・構築を目指しています。

イベント記念Tシャツ「つながるTシャツ」

イベント記念Tシャツ「つながるTシャツ」

 ローカルグッドカフェでは、プロジェクトで解決したい課題や昨年の様子紹介、社会に還元できることを説明すること、ウェルフェアトレード(障害がある人の製作した製品を適正な価格で購入することを通して、障害がある人の自立を支援する)や障害を持った方々の社会参加など、プロジェクトに関わる様々なテーマについて意見交換します。

 また、障害のある人のモノづくりを通して、障害のある人が生き生きと働くことや経済的に自立することを目指す社会貢献ブランド「equalto」(イクォルト)の事例も紹介します。ウォーキング写真で身につけているTシャツ「Red line」はこのブランドの製品です。社会福祉法人「まどか」(宮城県仙台市)の利用者が作っています。ウェルフェアトレード、被災地支援の一環です。

今回のイベントではこのイクォルトの担当者も招いてお話をうかがいます。

 

チャリティウォークinヨコハマ 昨年度の様子

チャリティウォークinヨコハマ 昨年度の様子

【概要】

日時:4月8日(金) 19:00-20:30(18:30開場)

場所:さくらWORKS<関内>

横浜市中区相生町3−61泰生ビル2F

会費:500円(ドリンク代)

主催:LOCAL GOOD YOKOHAMA(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ)

共催:一般社団法人ヨコハマプロジェクト

申込:facebookページ https://www.facebook.com/events/1537782083183524/ で「参加する」ボタンを押すか、次のアドレスに「ローカルグッドカフェ参加希望」というタイトルでメールをお送りください。localgood@yokohamalab.jp

問い合わせ:NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 

TEL:045-664-9009

Mail: localgood@yokohamalab.jp

タイムテーブル

 ▽LOCAL GOODカフェとは

▽ヨコハマプロジェクトが目指すところ
・わたしたちの課題意識
・ウェルフェアトレードをなぜ進めるのか?
・「福祉作業所へのお仕事発注マニュアル」について
・冊子プロジェクトについて
▽社会福祉施設のものづくりについて
・アクセンチュア株式会社とNPO法人ディーセント・ワークラボの障がい者支援プロジェクト「equalto」の取組紹介ほか
▽「チャリティウォークinヨコハマ2016」について
・趣旨説明&今年の特色
・昨年のチャリティウォークinヨコハマ短編動画の紹介
・社会福祉施設との連携・協働について
・ボランティアに関心がある方へ
▽質疑応答    *21時まで交流タイム
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<ゲストプロフィール>
◎近藤寛子さん
「多様性を認め合う」をプロモートする一般社団法人ヨコハマプロジェクト代表。横浜で生まれ、育った「浜っ子」。学生時代に新興国支援に目覚め、アジア諸国でのフィールドワークに従事。帰国後は素材メーカー、コンサルティング会社に勤務し、主に現場業務の改革に関するコンサルティングに従事。ダウン症との出会いをきっかけに、2012年ダウン症のセンタオブエクセレンス化構想を起案。2014年ヨコハマプロジェクトを設立。2015年コンサルティング会社マトリクスアソシエイツLLP設立。夫と子供3人の5人家族。

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