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協進印刷と横浜市による「ぼうさいえほん」が、市内特別支援学校へ配布されます

株式会社協進印刷と横浜市による「ぼうさいえほん」が、市立特別支援学校の小学部児童約4千人と市内地域療育センター9施設に配布されることになりました。

協進印刷のノウハウを生かし、親しみやすいイラストとひらがなを使用しています。小さな子供でも災害時に取るべき行動が伝わるよう工夫しています。

協進印刷のノウハウを生かし、親しみやすいイラストとひらがなを使用しています。小さな子供でも災害時に取るべき行動が伝わるよう工夫しています。

この取り組みは、協進印刷が共創フロントに相談を持ち掛けたことから始まりました。共創フロントは行政と民間が互いに対話を進め、新たな事業機会の創出と社会的課題の解決に取り組む為に、横浜市が設置した相談・提案受付窓口です。
協進印刷では、横浜・神奈川地区を中心に、チラシ・パンフレット・ポスターなどの商業印刷物、および報告書・副教材などの業務用冊子印刷物のデザイン・製造を中心に行っています。

「ぼうさいえほん」の制作にあたっては、総務局危機管理室が内容を監修し、災害時の被害を少しでも減らす為の「一人ひとりの備え」や「地域での助け合い」の大切さについて、正しい知識が学べる内容となっています。

そして、協進印刷の持つノウハウを活かして、親しみやすいイラストとひらがなを使用することで、小さな子供に、災害時に取るべき行動が伝わるよう工夫しています。

協進印刷では、1人でも多くの子どもたちが、災害時に自分の命を守ることが出来る様にという願いで作成しました。絵本の中には非常時に持ち出すべき道具の確認や、家族の集合場所などをまとめる避難カードが付いています。

平成25年度には市内の幼稚園児向けとして、平成26年度には保育園児及び親子の居場所向けに作成・配布したところ、障害のある子供にも分かりやすいとの意見があったことから、今回の配布につながりました。

避難時の道具の確認や、避難カード

避難時の道具の確認や、避難カード

平成27年度は、市立特別支援学校の小学部児童・小学生分に約4000部、地域療育センター9施設に通園する未就学児に約2000部を配布します。配布時期は平成28年2月から3月にかけて順次配布し、冊子体裁はA5判カラー16ページです。

横浜市では「東日本大震災から5年が経過するこの機会に、自分自身と家族の身の安全を守る『自助』の重要性を再認識するきっかけとして、『ぼうさいえほん』をご家族そろって読んでいただきたいと考えています。」としています。

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