2016.03.04
横浜市政策局政策課政策支援センターは3月11日(金)、みなとみらいのMMパークビル9Fにあるアクセンチュア株式会社 みなとみらいオフィス(西区みなとみらい3)にて、政策の創造と協働のための「横浜会議」×「フューチャーセッション」:持続可能な地域社会における新しいビジネスの姿を開催します。
昨今、持続可能な地域社会の構築や、オープンイノベーションの必要性を多く聞くようになりました。実際に少子高齢化、地域の過疎化、医療・介護の負担、若者の貧困、など挙げれば切りがないほど課題は山積している一方で、全てを行政が解決することは難しくなっています。そのような背景から持続可能な地域社会の構築や、多様なステークホルダーを巻き込んだイノベーションの創発、ひいてはビジネス創出が望まれているのだと考えられます。一方で、「持続可能な地域社会」をどう作ればいいか分からない、オープンイノベーションにどう参加すればいいか分からない、企業としてどのように地域に入っていったらいいか分からないといった声があるのも事実です。
そもそも「持続可能な地域社会」を構築するとはどういうことなのか、実は各個人が思い描いている「持続可能な地域社会」は異なっているかもしれません。今回の横浜会議では、その「持続可能な地域社会」とは何かという出発点を参加者で対話して考えると共に、その出発点から企業という立場で何ができるのかをお話しできるような会となる予定です。
<プログラム>
1.開会の挨拶
2.話題提供
(1)「横浜市としてのオープンイノベーションの取り組み」
・関口 昌幸(横浜市政策局 政策支援センター)
(2)「オープンイノベーションに向けたチャレンジ」
・市川 博久氏(アクセンチュア株式会社)
3.会場全体ディスカッション
▽テーマ:「持続可能な地域社会における新しいビジネスの姿」
・前半 「持続可能な地域社会」を考えてみる
休憩
・後半 「地域社会におけるビジネス創出に必要なこと」を考えてみる
▽モデレーター
・藤原 徹平氏(横浜国立大学大学院Y-GSA准教授)
1975年横浜生まれ。横浜国立大学大学院修士課程修了。2001年より隈研吾建築都市設計事務所で世界20都市以上のプロジェクトを担当。2009年よりフジワラテッペイアーキテクツラボ代表。2010年よりNPO法人ドリフターズインターナショナル理事をつとめ、ファッション・建築・ダンス・パフォーマンスなど異文化の融合が生み出す新しいプロジェクトを幾多の都市で実践している。2012年より現職。
http://www.y-gsa.jp/studio/fujiwara/
・若新 雄純氏(コミュニケーションプロデューサー/慶應義塾大学特任助教)
福井県若狭町生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程(政策・メディア)修了。専門は産業・組織心理学とコミュニケーション論。全員がニートで取締役の「NEET株式会社」や女子高生がまちづくりを担う「鯖江市役所JK課」など、多様な働き方や組織のあり方を模索・提案する実験的プロジェクトを多数企画・実施中。著書に『創造的脱力』(光文社新書)がある。
若新ワールド
http://wakashin.com/
4.閉会の挨拶
司会:坂本 啓介氏(アクセンチュア株式会社)
<実施概要>
日時:2016年3月11日(金) 19時~21時30分(開場:18時30分)
場所:アクセンチュア株式会社 みなとみらいオフィス
(横浜市西区みなとみらい3-6-3 MMパークビル9F)http://bit.ly/1oR1aOI
主催:横浜市政策局政策課政策支援センター
共催:横浜国立大学大学院/建築都市スクール Y-GSA、LOCAL GOOD YOKOHAMA(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ)
対象:企業に勤めている方・行政職員
定員:30名(先着順受付)
参加費:無料
申込方法:本イベントのfacebookページ(https://www.facebook.com/events/731067193662609/)で「参加する」を押して頂くか、メールss-ssc@city.yokohama.jp かFAX 045-663-4613で、件名「3/11 持続可能な地域社会における新しいビジネスの姿参加希望」と書いてお送りください。
お問い合わせ:横浜市政策局政策支援センター TEL 045-671-2066
<横浜会議×フューチャーセッションについて>
本フューチャーセッションは、横浜市の総合的な政策形成能力の向上を「市民との協働」によって実現することを目的に設置された「横浜会議」の一環として行います。話し合いの成果についてはローカルグッドヨコハマ(※1)等を通じて広く市民と共有化し、政策形成の参考にしていきます。http://www.city.yokohama.lg.jp/seisaku/seisaku/yokohamakaigi/home/
(※1) LOCAL GOOD YOKOHAMA(ローカルグッドヨコハマ)
市内の団体であるNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボが運営している、オープンデータを活用しながら、ウェブサイトを通じて市民参加型で地域課題を解決していくWEBプラットフォームです。地域の課題や資源の情報を集め、それをビジュアル化してわかりやすく「見える化」するほか、クラウドファンディング・スキルマッチング機能を備え、市民を課題解決活動への参加につなげています。
https://yokohama.localgood.jp