ローカルグッドニュース

対話の場作りを学ぶ「地域とつながるアイデアソンの作り方」無料講座

矢吹さんが運営する「アイデア創発コミュニティ推進機構」が主催し、関内で行われたまちあるきワークショップ

3月1日、3月8日にさくらWORKS関内(横浜市中区相生町3)及び開港記念会館(横浜市中区本町1)で、2回にわたる連続講座「地域とつながるアイデアソンの作り方~ファシリテーション入門~」が開催されます。

主催はNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ。横浜市立大学影山摩子弥研究室との協働事業として、NPO法人横浜スタンダード推進協議会(横浜市神奈川区大口仲町)と連携して行います。

NPO法人アイデア創発コミュニティ推進機構 理事長の矢吹博和さん

NPO法人アイデア創発コミュニティ推進機構 理事長の矢吹博和さん

講師はNPO法人「アイデア創発コミュニティ推進機構」代表理事の矢吹 博和さんです。アイデア創発コミュニティ推進機構では「アイデアを生み出すための様々な手法」を用いて、答えが用意されていない問いに対して、具体的な解決につながるアクションを引き出すためのコミュニティづくりをを推進しています。

矢吹さんはこれまで、米国航空宇宙局(NASA)や日本の独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)などが公開している宇宙・地球環境・衛星関連のデータを利用してアプリ開発などを行う、世界規模のハッカソン「International Space Apps Challenge(ISAC)」のファシリテーターや、ローソン、NTTコミュニケーション、インテル、読売新聞社などのアイデアソン運営を担当するなど、豊富な実践経験があります。

アイデアソンとは、「アイデア」と「マラソン」を組み合わせた造語です。ある特定のテーマについて集まり、対話を通じて、新たなアイデア創出やアクションプラン、ビジネスモデルの構築などを一気に行うイベントのことです。

今回の講座では、具体的な「問い」を設定したうえで話し合いの場を整理し促進させる役割であるファシリテーターの役割を学び、ふだんの会議などで活用できるアイデア創出の基本的な手法を体験できます。

 

第1回めのお題は「20代―30代の働き盛りの世代を地域に巻き込むには?」。書き込み式のシートを活用し短時間で大量のアイデアを出す手法を実践し、参加者同士が出し合ったアイデアをもとに良いアイデアに投票するハイライト法、自分や他の人のアイデアをもとに具体的なアイデアを考えるアイデアスケッチなどを体験する内容となっています。

第2回目の問いは「2020年、横浜市役所移転後の旧庁舎跡の活用法は?」。この日は、慶応大学SFC准教授の井庭崇さんが創造した対話の手法「フューチャーランゲージ」を体験します。未来・課題・解決策のつながりを意識しながら対話を繰り返し、アイデアを見つける手法などを学びます。

1企業・1団体だけでは対応できない事業に取り組む際に必要な「アイデア創出」のスキルアップ「事業開発へのつながり」「地域の人との対話からアイデアのきっかけをつかみ取る」などの地域が企業とつながることで双方向に良い影響を与えることが出来る活動、地域住人と共にアイデアを生み出し、活動を行うきっかけづくりの場となっています。

「イノベーション」を起こす対話の場づくりを学ぶ〜「想い」からプロジェクトを創造する方法~
第1回

日時:3月1日(火)19:00~21:30
場所:さくらWORKS<関内> 横浜市中区相生町3-61 泰生ビル 2F
講師:矢吹 博和氏  NPO法人アイデア創発コミュニティ推進機構 理事長

タイムスケジュール:
19:20-19:30 自己紹介&アイスブレイク
19:30-20:10 ブレインライティング(沈黙のブレインストーミング)
「20代~30代の働き盛り世代を地域に巻き込むためには?」
20:10-20:40 ハイライト法、アイデア整理共有
20:40-20:50 休憩
20:50-21:20 アイデアスケッチ、共有
21:20-21:30 振り返りなど

参加費:無料

▽受講申し込受付は以下の「Peatix」かメールで
http://ptix.co/1RhTYEN

第2回
日時:3月8日(火)19:00~21:30
場所:横浜市開港記念会館1号室  横浜市中区本町1-6
講師:矢吹 博和氏  NPO法人アイデア創発コミュニティ推進機構 理事長

タイムスケジュール:

19:10-19:20 アイスブレイク
19:20-19:30 フューチャーランゲージ説明
19:30-20:50   フューチャーランゲージ演習
「2020年市役所移転後の旧庁舎の活用法 」
20:50-21:00  休憩
20:00-21:10  プレゼンテーション
21:00-21:20 振り返り

参加費:無料

▽受講申し込受付は以下の「Peatix」かメールで
http://ptix.co/1TzZZ3c

▽問い合わせ先など

メールアドレス「localgood@yokohamalab.jp」に「地域とつながるアイデアソンのつくり方 」タイトルでメールをお送りください。

連絡先

▽NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
TEL:045-664-9009 メールアドレス:localgood@yokohamalab.jp

ライター紹介

LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp 

ニュース一覧へ戻る