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株式会社大川印刷 環境省より地球温暖化防止活動環境大臣表彰受彰

1月29日、驛(うまや)の食卓で、株式会社大川印刷地球温暖化防止活動環境大臣表彰受彰記念祝賀会が開催されました。

株式会社大川印刷(横浜市戸塚区)は、平成27年12月、環境省から地球温暖化防止に対する防止活動の実践・普及活動等の継続的な取組に対して与えられる、平成27年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰の対策活動実践・普及部門の表彰を受けました。今回の祝賀会はその受彰を記念して開かれました。

大川印刷は1881年の創業以来、印刷事業を中心に横浜市で活動を行い、本業である印刷を通したCSR(企業の社会的責任)活動を行っています。生物や環境を保全する適切な管理が行われている森林から製作した用紙「FSC森林認証紙」や「リサイクル適性」「グリーンプリンティング工場認定」など、環境に良い印刷物であることをお客様に示す「環境ラベル情報カード」を開発し、普及啓発活動を行っていること、学生から社会人まで様々な人々の工場見学受け入れ、間伐材を使用したカレンダーなどの製品の開発・販売を行っていることが評価され、受彰にいたりました。

左から横浜市地球温暖化対策事業本部本部長の信時正人さん、大川印刷の大川哲郎社長、横浜市資源リサイクル事業協同組合の戸川孝則さん

左から横浜市地球温暖化対策事業本部本部長の信時正人さん、大川印刷の大川哲郎社長、横浜市資源リサイクル事業協同組合の戸川孝則さん

祝賀会では大川印刷による印刷物を製品に使用している、株式会社崎陽軒の野並直文社長、あすか製薬株式会社の山口隆社長によるお祝いの挨拶や、大川印刷 大川哲郎社長と横浜市地球温暖化対策事業本部本部長 信時正人さんによる対談が行われました。

対談中、横浜市が直面している環境課題にも触れた横浜市の信時さんは「大川印刷のようなCSR活動を行う隠れた会社は多くあると思う。その先端をいくのが大川印刷。大企業ばかりでなくてもチャレンジできるという良いモデルを示してもらった。」、大川社長は「賞をもらって思ったことは、小さな会社の小さな取り組みも続けていき、多くの会社で行う事で効果があるということ。今後も行っていきたい」と話していました。

横浜市内からは、 大川印刷のほか、株式会社横浜八景島(横浜市金沢区) 「横浜・八景島シーパラダイスの“海”を活用した温暖化対策と環境教育」も同じく、対策活動実践・普及部門で受彰をしています。

2 月13 日には、日本丸メモリアルパーク訓練センターにて、大川印刷のCSRの取り組みを紹介する「2015年度CSR報告会」も開かれます。報告会終了後には横浜ひとまち百景の取り組みを体験する「まち歩きツアー」、「横浜ビール驛(うまや)の食卓」での懇親会も行われます。

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