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食材の危機知って-静岡の食材テーマに生産者と消費者つなぐフレンチ企画

新横浜駅近くのフランス料理店「HANZOYA」(横浜市港北区新横浜3、TEL 045-471-8989)で5月17日、使われている食材の生産者とともにフレンチを楽しむプレミアムディナー「日本の美しい産地、郷土の美味しいを楽しむ夕べ」が開催される。

 全国各地を巡り、農産物や水産物などのさまざまな食材の生産者やその文化、生産過程に触れてきたという店主の加藤英二さん。多くの地域で、後継者不足などの問題から、その土地ならではの「食材」の生産数が減少し、食材そのものが失われつつあることを感じたという。同企画では、そうした問題を伝えるために、生産者と消費者をつなぐディナーを開催。生産者は食材へのこだわりやその魅力を語り、消費者へ価格や味でのみ判断している料理や食材の向こう側にある実際の生産現場を紹介する。

 初開催となる今回は、海・山・川・大地などの環境が整っていることから、主要な農産物や水産物がほとんどそろうといわれている「静岡県」の生産者がゲスト。静岡県の職員や県内の生産者などが一堂に会し、一般客とともにテーブルを囲む。ディナーは、静岡県産の食材を使ったフレンチフルコース(前菜5種、魚料理、口直し、肉料理、チーズ、デザート3種、カフェ)で、料理を担当する加藤さんやゲスト生産者のトークを交えながら料理を楽しむ。

 加藤さんは「生産者が食材の魅力をうまく発信できなかったことや、消費者がその食材を知ろうとしなかったことから、その食材そのものが消えてしまうということがこの先数十年で多く起きる。例えばしょうゆなどは、本来の製法で作られたしょうゆを口にすることはできなくなってしまうかもしれない。似た味の食材はできても本物が失われてしまうという現状を皆さんに知っていただけたら」と話す。

 開催時間は18時~21時。価格は1万3,000円。今後も生産者と消費者をつなぐ企画を展開する予定。

ライター紹介

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