ローカルグッドニュース

国学院大学たまプラキャンパスの養蜂企画、3年目の採蜜スタート

国学院大学たまプラーザキャンパス(横浜市青葉区新石川3)で展開している養蜂企画「万葉エコBeeプロジェクト」の今年の採蜜が始まった。

 同大学が創立130年を迎えた2012年に、記念事業の一環としてスタートし、今年で3年目を迎えた養蜂企画。横浜の街中でミツバチを育て、採蜜したハチミツを地域ゆかりの商品へ活用する「HAMA Boom Boom!Project」の協力などを得ながら、学生たちを中心に活動を続けてきた。ミツバチは行動範囲(半径約2キロ圏内)に生育している草花から蜜を採ってくることから、養蜂を通して地域の自然環境を意識するきっかけを作り、共同で作業を行うことで人と人のつながりを広げる。

 養蜂は同キャンパス屋上で行われており、学外の参加者を募集した採蜜も実施。年間で合計200キロほどのハチミツが採蜜されており、学内カフェのメニューに使われるほか、瓶詰めにして地域のイベントなどでも提供している。

 4月27日には、地域の親子を対象に、ミツバチの巣「蜜蝋(ミツロウ)」を使ったクレヨン作りのワークショップを開催。参加者・学生合わせて約15人が交流した。

 同大学初等教育学科3年で同プロジェクトリーダーの名上友希さんは「このプロジェクトは実際に地域の自然と触れられる企画。こうしたワークショップや採蜜などで地域の方とつながり、みんなで地域環境について考えられたら」と話す。

 採蜜は夏ごろまで、毎週土曜日に行っている。採蜜への参加方法は同プロジェクトのホームページで確認できる。

ライター紹介

LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp 

ニュース一覧へ戻る