ローカルグッドニュース

横浜市立大学がエクステンション講座を開講

11月6日から11月27日の期間中全4回、毎回異なる現場(場)で、「市民活動のコーディネート」を学ぶ市民向けの生涯学習講座が、公立大学法人横浜市立大学(横浜市立大学)学術院国際総合科学群 三輪律江准教授の企画監修で開講されます。

エクステンション講座とは、横浜市立大学 地域貢献センター(横浜市金沢区瀬戸22-2)が市民の学習意欲に応えるために、教員の持つ知的資源を活用して開講する、市民向けの生涯学習講座です。分野は幅広く、語学・文学・経済・自然科学・医療などの講座があります。

横浜市立大学研究推進部研究推進課長の竹内紀充同さんは「今回は、『参加と協働の場』として様々な人が集う拠点を運営している場を訪ねて市民活動のコーディネートを考え、異分野の組織とどのように『カベ』を乗り越え『新たなつながり』持つことができるのか、アプローチ方法などを含めて実践例から学びます」と話しています。

 

<講座概要>

▽日時
平成27年11月6日〜平成27年11月27日、毎週金曜日 18:30〜20:30(全4回)

▽受講対象者
中間支援組織従事者、「市民活動」「協働」「市民活動のコーディネート」に関心のある方、市職員

▽受講料
全4回 1,000円 (部分受講不可、横浜市立大学卒業生割引)

▽第1回
11月6日(金)18:30~20:30
「横浜市の市民活動支援拠点という場で横浜市の参加・協働の歴史を学ぼう」

会場:横浜市市民活動支援センター
講師:中川 久美子(横浜市立大学 非常勤講師/元横浜市政策局政策支援センター 主席研究員)

横浜市市民活動支援センターは横浜の市民活動を支える場としてNPO法人と横浜市の協働によって運営されている場です。横浜の急激な人口急増期から成熟期に至るまでの地域社会形成の諸段階において、ハード・ソフト両分野を通しての「参加・協働」がどのように変遷をしてきたのか、身近にある市民活動を支援する公的な場から考えます。

▽第2回
11月13日(金)18:30~20:30
「新しい働き方・暮らし方をつなげるという発想で生まれた場から参加・協働のかたちを考えよう」

会場:mass×mass関内フューチャーセンター
講師:治田 友香(関内イノベーションイニシアティブ株式会社代表取締役)

mass×mass関内フューチャーセンターは、”顔の見える地域”づくり、”あたらしい働き方の実践”をキーワードにこれから起こりうる様々な社会的課題解決のヒントとなる”何か”を生み出したい、との思いで創られた場です。そこに集う人々と様々な仕掛けを通して、これからの参加・協働の形を考えます。

▽第3回
11月20日(金)18:30~20:30
「コミュニティカフェの運営とまちづくりという視点から参加・協働のかたちを考えよう」

会場:シェアリーカフェ
講師:岩室 晶子(NPO法人 I Loveつづき理事長)

シェアリーカフェはShare(共有) + Air(空気) = Shairly、集う機能としてのCaféというコンセプトで創られたコミュニティカフェです。単なるくつろぎの場としてではなく、横浜市都筑区を中心にした地域密着の情報のハブ機能や活動の集いの場としての機能を担っています。コミュニティカフェという形態がもつ、まちづくりへの新しいアプローチについてもお話します。

▽第4回
11月27日(金)18:30~20:30
「大学が地域活動拠点づくりを進めるという視点からこれからの参加・協働を考えよう」

会場:UDCN並木ラボ
講師:三輪 律江(横浜市立大学学術院国際総合科学群 准教授)

UDCN並木ラボは学生と地域をつなぐまちづくり拠点として団地内の空き店舗に開設された場所で、現在、地域と共に運営していく場づくりに挑戦しています。各地に広がっているこのような大学による取り組みを通じて、自発的な地域づくりを進めて行くための場の在り方について考えます。

 

▽申し込みフォーム
https://area31.smp.ne.jp/area/p/latc2lenfr7mftcn3/jJaS0g/login.html

 

▽お問い合わせ
公立大学法人横浜市立大学 地域貢献センター

住所:〒236-0027 横浜市金沢区瀬戸22-2
電話番号:045-787-8930
ファックス:045-701-4338
メールアドレス:exten(あっとまーく)yokohama-cu.ac.jp

 

受付時間:月曜日~金曜日(祝日は除く)9:30~16:30

 

ライター紹介

LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp 

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