2015.09.02
8月24日、横浜市市民活動支援センター(横浜市中区桜木町1-1-56)で、ハッピーケアノート(仮称)作成アイデアソン第2弾が開催されました。ダブルケアラー(ダブルケア当事者)約10人が集まり、ダブルケアに関する課題、体験、意見・感想、疑問に思っていること、身の回りの情報など様々なトピックについて話しながらアイデアを出し合いました。
「アイデアソン」とは、アイデア(Idea)とマラソン(Marathon)を組み合わせた造語で、特定のテーマに興味を持つ人が集まり、課題解決につながるアイデアを出し合い、それをまとめていくワークショップ形式のイベントのことです。
また、「ダブルケア」とは、育児と介護を同時に行うことを指した造語です。女性の晩婚化により出産年齢が高齢化すると共に、長寿命
当日は、NPO法人シャーロック・ホームズ(横浜市西区南軽井沢18-1-南軽井沢パークサイド110)理事長の東恵子さんとダブルケアサポート横浜プロジェクトの植木美子(うえき・よしこ)さんを中心に1つのテーブルを10人全員で囲い、お互いの話に耳を傾けながら、和気あいあいと笑顔の絶えない座談会が行われました。
前回のアイデアソン第1弾のふりかえりから始まり、全員の自己紹介とダブルケアをしていて良かったことを共有して、「具体的にハッピーケアノート(仮称)の冊子に載せたいこと」のアイデアを書き出しました。
最後のまとめでは、「当事者のハッピーな話」、「時系列順でチャート式の状況に合わせたアドバイスや情報」、「現状の洗い出しをするための家系図の書き出しスペース」、「男性ができる介護サポート」、「災害を予想した準備項目」、「地域独特のダブルケアに関連したサポート窓口や団体情報」、「介護110番」、「災害時の緊急連絡先」などのアイデアを、どのような順番で載せたいかまで話し合いは白熱しました。
今後は、3月までにハッピーケアノート(仮称)を形にすることを目指し、あと数回アイデアソンを重ねる予定です。
主催の「ダブルケアサポート横浜」(横浜市西区南軽井沢18-1-南軽井沢パークサイド110)は、支援が十分に行き届いていないダブルケアラーへのサポートを広げようと、横浜市西区に本拠地を置
同プロジェクトは、LOCAL GOOD YOKOHAMAのホームページでクラウドファンディングにも挑戦し、2015年5月1日から6月9日までの40日間で68万円を目標にして、最終的に76万605円を集めました。以後、7月6日に開催された「あったら嬉しいダブルケアのサービス」というタイトルで行われた第1段のアイデアソンと、今回の第2弾アイデアソン「みんなが欲しいと思うハンドブックのイメー
LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp