エリアリポート

【イベントレポート】「寿・人生カタリバ」を定期開催しています

─語り合いの交流から見えてくる人生の面白さ─

ことぶき協働スペースでは、昨年11月から毎月第3土曜日の午後に「寿・人生カタリバ」を開催しています(2月のみコロナ感染対策のため中止しています)。住民の皆さんを主人公にしたさまざまな人生模様や想い出をテーマに、気ままにおしゃべりし、耳を傾ける1時間半ほどのイベントです。

話し手と聞き手を分けるのではなく、誰かの話を皆で聞いて、その次は聞き手の中から話し手が登場する、そこでまた新たな方向で話が展開するという気ままなスタイル。話の内容も特に決めず、皆さんの人生の想い出に始まり、最近の関心事、例えばコロナをきっかけに人生に思いを致すようになった経緯、かつての仕事の話、ご家族のこと等々、実にバラエティ豊かです。

例えば、かつての仕事の話題で盛り上がったのは、港湾荷役の話。

寿で暮し始めて56年という方は、お若い頃に仕事の現場に不可欠だった道具のことやその使い方を語られました。実際にどんな道具だったのかを聞く人にも知っていただきたいと、聞き手が届けてくれた写真を使って質問が行き交う回もありました。

今月は、18日(土)の午後2時から第6回目を開催しました。

40年ほど前にイギリスからインドまで5年をかけてヒッチハイクしたという若い頃の体験談が語られました。このお話の語り手は初参加。これまでのカタリバ参加の方のご友人です。ぜひこの面白い話を皆さんに聞いてほしいと連れてきてくださったのです。国境を超えた体験は興味深く、渡る先々でのエピソードに質問も弾みました。

また沖縄の三線を手作りする方の弾き語りで大盛り上がり。あっという間にお開きの時間となりました。

この続きは次回7月だねえと皆さん大満足でした。

ライター紹介

横浜市寿町健康福祉交流センター内に開設した、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボが運営する寿地区の地域包括支援・調査研究などの事業拠点「横浜市ことぶき協働スペース」。協働のご提案、スペースのご利用、ボランティアへのご関心など、どなたでもお気軽にご相談ください。 kotobuki.space

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