2022.03.12
環境問題をテーマに瀬ケ崎小学校(金沢区)の5年生が地元の企業や団体の協力を経て製作された「黒船石けん」の販売イベントが3月21日、無印良品 港南台バーズ店(港南区港南台)で開催されます。
「黒船石けん」は横浜市立瀬ケ崎小学校の5年生の児童たちが、4年次であった2020年から総合の授業「せがさきタイム」で取り組んできました。コロナ禍で必要となった”手洗い”で必要な石鹸を、SDGsの観点からプロジェクトとして取り組み完成させました。
無印良品を展開する株式会社良品計画は2021年5月、環境に配慮したスマートな暮らしをはじめ、食と農・シニアライフの支援などをテーマに、地域活性化や地域課題解決に関する包括連携協定を横浜市と締結しました。『感じ良い暮らしと社会』を目指し、横浜市内にある18店舗が幅広く地域との連携関係を築く取り組みを行っています。
その中で関東初となる専門売り場を備えた「無印良品 港南台バーズ」の食品・生鮮を取りそろえた地下の大型専門売場には、キッチンスタジオや食品ロス削減を推進したフードドライブコーナー、地域の情報をマッピングできる地図などを掲示したコーナーなど、市民が参加できる工夫が施されています。
続けて、金沢区の金沢八景光栄堂前、横浜市南部市場内南部ベースでも販売イベントが予定されています。
瀬ケ崎小学校の児童によるコメントです。
「最初、世界のことなんて全然知らずに、自分に関わりがあることにも気づいていませんでした。黒船石けんを作っていく中で、少しずつ『未来は今の私たちがやるかやらないかで変わるんじゃないか』と思うようになりました!この学習を通して、分からないことは専門家の大人達に聞こうとするようになり、友達と相談しあえる力が高まりました。聞きずらいことがあっても言い合えるようにしていこう、と考えられるようになりました。今やれることを精一杯やっていきます!」
〜「リビングラボ」×「はまっ子未来カンパニー」〜
日時 :2022年3月21日(月)14時~15時30分
※「金澤八味」、「黒船石けん」、「さくらおカレー」、「磯子防災エコバック」の即売会は、13時~17時に行います。
場所 :無印良品 港南台バーズ B1F 食品・生鮮フロア
参加方法:コロナ対策をしっかりしたうえで直接現地にお越しください。
「はまっ子未来カンパニープロジェクト」にチャレンジした瀬ケ崎小、桜岡小、杉田小の子どもたちが、リビングラボとのコラボで開発した商品の発表会&即売会を無印良品 港南台バーズで実施します。このイベントを契機として、公民連携によって、「環・円海山サーキュラーエコノミーゾーン」の形成を協力して取り組んでいきます。
主催:#おたがいハマ(横浜コミュニティデザイン・ラボ、YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス、横浜市)
協力:SDGs横浜金澤リビングラボ、磯子リビングラボ、上大岡リビングラボ、ハーチ株式会社(Circular Yokohama)、無印良品 港南台バーズ
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