ローカルグッドニュース

【記者発表】LOCAL GOOD YOKOHAMAが横浜市におけるリビングラボを通じた循環型経済(サーキュラーエコノミー)を公民連携により推進する協定を締結

 

公民連携で循環型経済を推進し市民のウェルビーイングの向上を目指します!

 

LOCAL GOOD YOKOHAMAは、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボが運営する、インターネット上の場と、インターネットを超えた地域の現場両面から、地域をよくする活動「地域のGOOD=ステキないいコト」に市民、企業が参加するきっかけをつくっていくことを目指すプラットフォームです。

NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ(代表理事:杉浦 裕樹/森由香)は、横浜市と一般社団法人 YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス(代表理事:河原 勇輝)及びサーキュラーエコノミー推進プラットフォーム「Circular Yokohama」を運営するハーチ株式会社(代表取締役:加藤 佑)と、横浜市におけるリビングラボを通じた循環型経済(サーキュラーエコノミー)を公民連携により推進する協定を締結しました。

本締結は、一般社団法人 YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスが提唱する横浜版の地域循環型経済ビジョン「サーキュラーエコノミーplus」(注1)に基づき、循環型経済の推進を通じて、脱炭素社会や共生社会等の実現、市民のウェルビーイングの向上に寄与することを目的としています。

また、本協定の趣旨・目的や取組内容について発表するオンラインキックオフイベントを12月3日(金)午前9時~10時に開催します。お時間ある方は、どなたでもお気軽にご参加ください。


1 経緯

特定非営利活動法人 横浜コミュニティデザイン・ラボと一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス及び横浜市は、令和2年5月に協定を締結し、コロナ禍を乗り越えるためのICTプラットホーム「おたがいハマ」の構築・運営を進めてきました。

またハーチ株式会社と一般社団法人 YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス及び横浜市は、これまでリビングラボ(注2)を通じた地域循環型経済(サーキュラーエコノミーplus)の取組を相互に連携しながら進めてきました。

この度、コロナ禍に対する4回目の緊急事態宣言を経て、市民の意識の変化やライフスタイルが再構築されたことを念頭において、横浜市民のウェルビーイングのあり方を改めて追求する必要があること、また、脱炭素社会の形成に向けて、この6月に「横浜市脱炭素社会形成推進条例」が制定されたことを踏まえて地域主体による循環型経済の推進をより加速させる必要があることから、4者による本協定の締結に至りました。

 

2 今後の展開

リビングラボを通じた地域循環型経済(サーキュラーエコノミーplus)を推進するため、共創型プラットフォーム(LOCAL GOOD YOKOHAMA(注3)やCircular Yokohama(注4)などと連携し、情報発信及び事業化支援を目的とする総合的な基盤)を構築します。

尚このプラットフォームには、4者の協働・共創によって、次の機能を持たせていきます。

1 地域の課題や資源を集約し、可視化を行う
2 広く市民や企業に対して発信し、共有化する
3 市民や企業に対して学びの場を提供する
4 事業開発や事業の継続を支援する

 

3 本協定への期待

■特定非営利活動法人 横浜コミュニティデザイン・ラボ

4者がもつ情報、ネットワーク等を活用することにより、横浜の未来を「自分たち事」として捉えて、共に学び、共に考えて実践するまちづくりの取り組みをさらに推進したいと思います。2014年に運営を開始した「LOCAL GOOD YOKOHAMA」は4者の協定事業として連携して運営していきます。

■一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス

私たちは、サーキュラーエコノミーとしてモノや資源が循環する中で、そこに「+」して「人」に重きをおいた「サーキュラーエコノミーplus」の考えを礎にして、循環型社会実現を目指し活動しております。今回の連携をきっかけに、横浜から「人」を中心とした循環型社会による持続可能な地域づくりを加速させていければ幸いです。

■ハーチ株式会社

本協定をきっかけに産官学民の連携をさらに加速させるとともに、「Circular Yokohama」を通じた市内外への情報発信および事業開発支援を強化し、サーキュラーエコノミー推進による地域課題の解決、市民のウェルビーイング実現に向けてより一層尽力してまいります。

■横浜市(政策局共創推進室担当部長 黒田夏子)

本協定を契機として、「リビングラボ」や「共創ラボ」の仕組みをより一層活かしながら、本市として地域循環型経済を公民連携によって、進めていくための体制づくりを本格化していきます。それにより、横浜市民お一人、おひとりの生活ニーズやライフスタイルに応じたウェルビーイングを実現していきます。

 

4 本協定に関するキックオフミーティングの開催について

「リビングラボを通じた循環型経済(サーキュラーエコノミー)を推進するための協定」の趣旨・目的や取組内容について発表し、興味・関心を持つメディア関係者や市民、企業、大学研究者の皆様と質疑応答をオンラインで行う会を次のとおり開催します。 この協定に興味を持ち、お時間のある方は是非、ご参加ください。

◆日時:令和3年12月3日(金)午前9時~10時
◆場所:完全オンライン
◆内容:協定内容の説明、参加者からの質疑応答
◆参加方法:次のURL又はQRコードからアクセスのうえご参加ください。
https://youtu.be/vYR-o9Q-LDc

【注釈】
サーキュラーエコノミーplus
資源や製品の循環に限らず、循環を通じた「ひと」のエンパワーメントにより持続可能なまちづくりを目指す、新たな社会経済モデル

(注2)リビングラボ:身近な地域の課題をテーマに、住民を中心に様々な知見を有する企業、大学等と連携して課題解決のための対話を行う場です。現在、横浜市内では、15 か所以上でエリアの名を冠したリビングラボの取組が介護や教育など様々なテーマのもと、活動している。

(注3)LOCAL GOOD YOKOHAMA:特定非営利活動法人横浜コミュニティデザイン・ラボが運営する、インターネット上の場と、インターネットを超えた地域の現場両面から、地域をよくする活動「地域のGOOD=ステキないいコト」に市民、企業が参加するきっかけをつくっていくことを目指すプラットフォーム。

(注4)Circular Yokohama:ハーチ株式会社が構築・運営するCircular Yokohama(サーキュラーヨコハマ)は、横浜市内のサーキュラーエコノミー(循環型経済)を加速させるためのプラットフォーム。

(注5)横浜市リビングラボ連絡会:横浜市内各地のリビングラボ相互の意見交換、情報共有を目的として開催している。

【問い合わせ先】
▼特定非営利活動法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
杉浦 裕樹
℡ 045-664-9009

▼横浜市政策局共創推進課長
小池 道子
℡ 045-671-4394

▼一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス(事務局)
℡ 045-442-4105

▼ハーチ株式会社(事務局)
Mail:contact@circular.yokohama

ライター紹介

LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp 

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