ローカルグッドニュース

横浜港大さん橋国際客船ターミナルが「ロングライフデザイン賞」を受賞しました

長年にわたり、消費者、ユーザー、人々により支持され、今後も継続することが期待されるデザインの商品、建築物、プログラム・活動などに贈られる「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」(公益財団法人 日本デザイン振興会主催)に「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」が選ばれました。

「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」は、海外から船客を迎えると同時に、市民が後世にも誇れるような横浜港のシンボルとするため、デザインは国際デザインコンペで選ばれ、2002 年に完成しました。それから 20 年を経た今もなお、市民をはじめ横浜を訪れる多くの人々の憩いの場として親しまれています。また近年では、東アジアを代表するクルーズ客船発着拠点としても名を馳せています。これらのことから、このたび「長く愛される価値あるデザイン」として評価され、受賞に至りました。


 

◆デザインのポイント
・曲面を多用したデザインと柱のない大空間を特徴とした世界にも例をみない建築物。
・建物や屋上の床はウッドデッキになっており、屋上には天然芝の緑地を設けている。
・入港した客船からの眺望や周辺空間を遮らない構造。

 

◆参考

グッドデザイン・ロングライフデザイン賞
https://www.g-mark.org/guide/2021/guide5.html
「私たちの暮らしの風景を形作ってきたデザイン」という視点で、人々から長く支持され、今後も支持し続けられるであろう商品・施設・コンテンツなどに贈られる賞で、グッドデザイン賞の一部門として 1980 年から実施されています。近年は「東京タワー」や「代官山ヒルサイドテラス」などが受賞しています。

横浜港大さん橋国際客船ターミナル
https://osanbashi.jp/

ライター紹介

LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp 

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