2021.11.07
横浜市では、女性に対する暴力の根絶と児童虐待防止に向けて、国が定める「女性に対する暴力をなく す運動(11 月 12 日~25 日)」期間、「児童虐待防止推進月間(11 月)」に広報啓発を実施しています。
今年度は、若い世代へのデートDV(交際相手からの暴力)防止及び子どもへの体罰禁止を重点テーマ に、交通広告の掲出やSNS広告の配信、市内施設でのライトアップ等を行います。
1 若い世代へのデートDV防止啓発
若い世代がデートDVに関する気づきや理解を深められるよう、 みなとみらい線のデジタルサイネージ及びSNS「Instagram(インスタグ ラム)」広告を掲出・配信します。
☆みなとみらい線デジタルサイネージ掲出
11 月1日(月)~30 日(火)
元町・中華街駅、日本大通り駅、馬車道駅、みなとみらい駅のホームドアに設置されたデジタルサイネージに掲出
☆Instagram 広告の配信
11 月 12 日(金)~30 日(火)
市内在住 10 代~30 代の男女に向けて、1日 10,000 回表示
※ 広告画像は以下のホームページでもご確認いただけます。
2 体罰禁止の啓発 (新規)
「横浜市子供を虐待から守る条例」が令和3年 10 月5日に改正され、「子どもに対する体罰等の禁止」が規定されたことに伴 い、市営バスや市営地下鉄に、体罰禁止についてのポスター掲示 や車内液晶ディスプレイへの広告の掲載を行います。
☆横浜市営地下鉄、横浜市営バスに啓発ポスター掲示
ブルーライン各駅:10 月 27 日(水)~11 月 23 日(火)
グリーンライン車内:10 月 26 日(火)~11 月 22 日(月)
横浜市営バス車内:10 月 29 日(金)~11 月 25 日(木)
☆横浜市営地下鉄ブルーライン車内液晶ディスプレイに広告を掲載
毎月5日の子供虐待防止推進の日にあわせて広告を掲載
3 女性に対する暴力防止と児童虐待防止キャンペーンの実施
(1) 啓発コーナーの設置
市内 18 区役所及び開港記念会館において、DV相談支援センターのチラシ・カードの配布、 パープル・オレンジリボン※の配布、タペストリーの展示等を行います。
※ パープルは女性に対する暴力をなくす運動のシンボルカラー、オレンジは児童虐待防止のシン ボルカラーです。
(2) ライトアップの実施
パープルやオレンジのライトアップを市内各所で実施します。
☆開港記念会館(中区本町1丁目6)
・11月1日(月)~30日(火) 日没~20時 ・パープルとオレンジが交互に点灯します。※11 月 12 日(金)~14 日(日)は除きます。 ☆よこはまコスモワールド 大観覧車コスモクロック21(中区新港2丁目8-1)
・11 月1日(月)、30 日(火)16 時頃~24 時(オレンジ)
・11 月 12 日(金)、25 日(木)16 時頃~24 時(パープル) ☆アートフォーラムあざみ野(青葉区あざみ野南1丁目 17-3)
・11 月 12 日(金)~25 日(木)17 時 30 分~21 時(パープル)
DV、性犯罪、売買春、セクシュアル・ハラスメント、ストーカー行為等の暴力は、人権を著しく侵害する ものであり、性別を問わず、決して許されるものではありません。そこで、暴力の現状や男女のおかれている 日本の社会構造を踏まえ、国が毎年 11 月 12 日~25 日を運動期間と定めて女性に対する暴力の啓発等を重点 的に実施しています。パープルリボンには、女性に対するあらゆる暴力をなくしていこうとのメッセージが込 められています。
児童虐待防止推進月間、オレンジリボンについて
国では、毎年 11 月を「児童虐待防止推進月間」と定め、家庭や学校、地域等の社会全般にわたり、児童虐待 問題に対する深い関心と理解を得ることができるよう、期間中に児童虐待防止のための広報・啓発活動など 種々な取組を集中的に実施しています。横浜市も国の取組に合わせて、この期間に様々な取組を行っていま す。平成 26 年 11 月5日に「横浜市子供を虐待から守る条例」が施行され、毎月5日を「子供虐待防止推進の 日」としています。
オレンジの色は、里親家庭で育った子どもたちが「明るい未来を示す色」として選んだといわれています。 オレンジリボンは「子どもへの虐待を無くしたい」という志のシンボルマークです。
日本子ども虐待防止学会学術集会第 27 回かながわ大会のお知らせ(情報提供)
横浜市も後援している標記学会が、2021 年 12 月 4 日(土)~5 日(日)パシフィコ横浜 ノースで開催されます。かながわ大会のテーマは「誰ひとり取り残さない~思いをカタチに~」 と題し、子どもたちを護りたいという様々な職種の方々の思いを、より具体的な形にする方策 を議論します。オンサイトとオンラインのハイブリッド開催です。
詳細は大会ウェブサイトでご確認ください。https://www.jaspcan27.jp/
◆お問合せ先
デートDV防止・女性に対する暴力をなくす運動について
政策局男女共同参画推進課長 倉田 真希 Tel 045-671-3691
児童虐待防止について
こども青少年局こども家庭課児童虐待・DV対策担当課長 柴山 一彦 Tel 045-671-4208
LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp