ローカルグッドニュース

横浜市が日本語支援のため「ひまわり練習帳1」の続編「ひまわり練習帳2」(特殊音編)を発行!

来日したばかりの児童生徒やその保護者への支援のため、横浜市では「日本語支援拠点施設『ひまわり』『鶴見ひまわり』」において「プレクラス(裏面参照)」で約1か月、週3日の集中的な日本語指導等を行っています。

集中的な初期日本語指導のノウハウをまとめ、プレクラスでも使用している「ひまわり練習帳1」を令和元年に発行しましたが、このたび、その続編となる「ひまわり練習帳2」(特殊音※編)を発行しました。
今後は、各学校での指導に活用していきます。※濁音、半濁音、促音、長音、拗音のひらがな


◆「ひまわり練習帳2」のポイント 日本語特殊音の初期指導に最適!

〇1冊でひらがな特殊音※全てを学習できる!
〇「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」の全てに対応!
〇かわいいイラストで、日本語がわからない子どもたちにも理解しやすい!
〇子どもの学年に応じて文字の書くマスの大きさを変更するなど、「小学校低学年」
(A4 版 50 頁)、「小学校高学年」(A4 版 58 頁)、「中学校」(A4 版 50 頁)の3冊を発行!

「ひまわり練習帳1」は、学校からも「基礎の導入教材として、コンパクトにまとまっていてよい」「子どもの覚えが早い」など評価をいただいています!※「令和3年度日本語支援拠点施設「ひまわり「鶴見ひまわり」に関するアンケート」より

◆参考

横浜市の状況
日本語指導が必要な児童生徒は増加傾向にあり、10 年間で 1,915 人、約 2.6 倍に増加しています。

◆プレクラスとは…(水曜・木曜・金曜実施)

外国から来たばかりの子ども達は日本語がわからないだけでなく、学校のルールや文化の違いなどに戸惑うことが多くあり、不安を感じています。靴を履きかえて校舎に入ることを知らない、授業中トイレに行きたくなったときにどうすればいいかわからない、母国の学校にはない教科がある・・・。

プレクラスはそんな子ども達が学校に入った最初の1か月、週3日通う学校です。日本語を集中して勉強したり、日本の学校生活を体験したりすることで、日本の学校に早く慣れることを目的としています。
子ども達は、小学校低学年、小学校高学年、中学校の3クラス(各クラス最大 20 名)に分かれ、日本語指導の専門家や小学校・中学校教員経験者からの指導を受けます。

ライター紹介

LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp 

ニュース一覧へ戻る