2020.12.26
世界中の人びとが同じ日・同じ時刻に消灯することで地球温暖化防止と環境保全の意志を示す、世界最大級の環境アクション「EARTH HOUR(アースアワー)」が2021年3月27日(土)20時30分から21時30分までの1時間、行われます。横浜では消灯アクションのほか、気候・環境問題への理解を深めるイベントや若者らの参加の場づくりが計画され、実行委員会も設立されました。
アースアワーは、2007年に世界自然保護基金(WWF)オーストラリアの地球温暖化防止キャンペーンとして始まり、世界中に広がりました。毎年3月最終土曜日に開催され、日付変更線に近い南太平洋諸国から順に現地時間の20時30分を迎えた地域から順次消灯を行い、消灯リレーが地球をぐるりと1周します。
2019年のアースアワーには188の国と地域が参加し、東京スカイツリー(日本)、エッフェル塔(フランス)、ロンドンアイ(英国)、アクロポリス(ギリシャ)など世界各地を代表するモニュメントが消灯しました。2020年は各国でイベントが中止になりましたが、多くの国でオンラインでの配信やSNSを通じた発信が行われ、WWFによれば、日本を含む37カ国でTwitterとGoogleでトレンド入りしました。
横浜では2014年から、WWFジャパンと横浜市とが連携し、みなみみらい21地区や市内各地の施設、市民らに消灯を呼び掛けたり、当日や事前に関連のイベントやセミナーなどを開いたりしてきました。2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、イベントはライブ配信で実施し、環境アクションに取り組み人たちからのビデオメッセージを発信しました。
2021年のアースアワーに向けては、より大きな広がりを目指して、実行委員会を設立することになり、2020年12月22日、設立総会が開かれました。実行委員には、RCE横浜若者連盟や横浜国立大学の学生らでつくるYokohama Univer-City、横浜市内で環境やまちづくりに取り組む団体などのメンバーやスタッフが就任し、実行委員長には、横浜市地球温暖化対策推進協議会の会長で、横浜国立大学教授の松本真哉さんが選任されました。
設立総会では、みなとみらい21地区や関内など市内中心部から市内全体に取り組みを広げることや、新型コロナウイルス感染症のためオンライン学習が多かった若者たちの「リアルな活動の集大成」を目指すことなども話し合われました。
横浜市から世界の国々の人々とともに、地球温暖化防止と自然保全を願うアースアワーに、ぜひご参加ください。
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EARTH HOUR 2021 in YOKOHAMA 特設ページ
https://yokohama.localgood.jp/earthhour2021/
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