2015.02.06
横浜市開港記念会館(横浜市中区本町1)で2月16日、「第2回地域企業CSRサミット」が開催されます。
CSRとは「企業の社会的責任」(Corporate Social Responsibility)のことです。2013年にさいたま市で行われた「第1回中小企業CSRサミット」が、今回は地方自治体発の地域貢献企業認定を立ち上げた横浜市で開催します。国内に430万社があり企業の99.7%を占める中小企業のCSRこそ、社会を変える原動力となるとの考えの下、行われます。地域を支え、地域に必要とされる企業を「地域企業」と呼び、それら地域企業のCSRの「今」をひも解きます。主催はNPO法人「横浜スタンダード推進協議会」(横浜市金沢区谷津町35)。
当日は、「地域企業の生存戦略としてのCSR」と題して影山摩子弥さん(横浜市立大学国際総合学部教授)の基調講演と、横浜市・さいたま市の地域企業のCSR活動事例を複数発表し最新のCSR事例を学ぶ「地域企業による事例発表」、地域社会の抱えている課題を参加者と情報共有し共に解決策を話し合う「横浜の地域課題解決ダイアログVOL.2」、学生のインターンシップや高校生が企業でアルバイト経験した上でその企業への就職を検討するバイターンの取り組みに触れそれらとCSRの関連性を考察する「インターンシップとバイターンを活用したCSR」の3つの分科会で展開されます。
日時:2015年2月16日(月)15:30~20:30
会場:横浜市開港記念会館(神奈川県横浜市中区本町1-6)
参加費:無料
参加定員:70人
主催:NPO法人横浜スタンダード推進協議会
後援:横浜市経済局
協力:泉貴嗣(允治社)
事務局:株式会社大川印刷内
申込:お名前、ご連絡先をご記入の上、mail@ohkawa-inc.co.jp までメール送信してください。
フェイスブックイベントページはこちら▽
https://www.facebook.com/events/374410136074728/
問い合わせ:地域企業CSRサミット事務局(株式会社大川印刷内)
TEL 045-441-2011(代)(担当:梶原・宇賀神)
<基調講演:講師プロフィール>
講師:影山 摩子弥 氏
横浜市立大学都市社会文化研究科教授
横浜市立大学CSRセンター代表
2006年に設立された同大学CSRセンターのセンター
<LOCAL GOOD YOKOHAMA編集部より>
CSRは、社会への貢献の他、倫理法令遵守(コンプライアンス)や顧客対応、品質向上、労働安全衛生、財務、環境、情報セキュリティなど経営全般にわたり、社会の一員である企業が、社会に対してさまざまな責任を果たしていかなければならず、それが企業の存続につながるという考え方。
今回の分科会で行われる「横浜の地域課題解決ダイアログVOL.2」は、ビジネスによる課題解決を志す企業のネットワークを作り、活動の評価指標を開発し、フィイールドワークを行う人材育成の土台作りを目指す、横浜市立大学「平成26年度教員地域貢献活動支援事業(恊働型)」の「地域課題解決指標開発とロジックモデル学生ファシリテーター育成による地域課題収集システムの構築 」の一環として実施されます。
第1回目は1月28日に、横浜市内の企業経営者と行政関係者、学生、NPO法人関係者など多様なメンバーが約50人が集まり「女性・高齢者・若者が生き生きと働ける横浜を目指して」をテーマに開催され、熱心な議論が交わされました。
https://yokohama.localgood.jp/news/3525/
また、2008年からこれまでに11回開催されてきた「サスティナビリティCSR検定」が「新CSR検定」としてリニューアル。CSRをより広く普及することを目的に、CSRの基礎からさらに専門的な知見と実践を問う3級の検定試験が3月8日に開催されます。
それに先立ち、3月2日(月)に「新CSR検定3級」の直前勉強会が開催されます。講師はCSR専門誌「オルタナ」編集長の森摂さん。講義の後に、森摂さんに加え、横浜スタンダード推進協議会の江森克治さん、永続的成長企業ネットワークの吉田正博さん、大川印刷株式会社の大川哲郎さんらにより「横浜のCSRの未来」について語るクロストークが行われます。
https://www.facebook.com/events/405757316258929/
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