2020.07.08
横浜市で新型コロナウィルス感染症に対して取り組む共創プラットフォーム「#おたがいハマ」が、使い捨てガウンの無償配布を希望する医院などを募集しています。
ガウンは、看護師として働く香山友芳里さんが、感染が減っても依然医療物資不足が続く中、医療従事者に使い捨てガウンを送りたいと、クラウドファンディングで資金調達して用意した物。横浜市内の医療機関などに届けたいと、「#おたがいハマ」を通じて3,200枚を寄付しました。
厚手のビニール製で、袖付き。袖丈80センチ、着丈123センチ、すそ幅82センチ。防水性のあるポリエチレン素材のため、血液・体液等からの感染リスクの軽減を図ることができます。
「#おたがいハマ」の関係者は「原則は横浜市内宛だが、被災地などで一刻を争っている人がいたら遠方でも手を挙げてもらえたら」と話し、「希望者は『#おたがいハマ』のサイトから連絡を」と呼び掛けています。医療関係などで緊急を要する機関を優先しますが、介護施設などの応募も可能です。
「#おたがいハマ」は、新型コロナウイルスの感染が続く中、横浜の市民や企業、大学、行政が連携し、共創、参加型の取り組みを広げていこうと、5月1日に開設された新型コロナに向き合うたすけあいプラットフォーム。横浜市とNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ、YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスの3者協定により運営されています。
使い捨てガウン無償配布の申し込みは、#おたがいハマホームページ内のフォームから。
https://otagaihama.localgood.yokohama/topics/2128/
LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp