ローカルグッドニュース

「平成26年度女性の就業ニーズ調査」結果公開

横浜市は、「日本一女性が働きやすい、働きがいのある都市」の実現を目指して、女性の活躍を応援するさまざまな取組を行っていますが、 横浜市における年代別の女性の労働力率をみると、30歳代以降は全国平均よりも低く、結婚・ 出産・育児を機に離職する女性の割合が多い上に、再就職率も低い状況にあります。

そこで、女性の就業支援施策をさらに進めるために、その基礎資料となるよう、女性の再就職や就業 継続などに関する希望や悩み、必要とされる支援などを把握することを目的に、2014年8月18日~9月1日の間「女性の就業ニーズ調査」を初めて実施し 、その結果が公表されました。

 

★調査結果は、市民局 男女共同参画推進課 のWEBページに掲載します。

(掲載URL http://www.city.yokohama.lg.jp/shimin/danjo/chousa/

また、市民情報センター、区役所広報相談係、市立図書館及び男女共同参画センターの各窓口に て、閲覧できます。

(2015年2月初旬、配架予定)

 

主な調査結果の特徴としてまず第一に、結婚・出産・育児を機に仕事を辞めた人が7割以上にのぼっていること 、そして、 現在、収入を伴う仕事をしていない人のうち、就業意向のある人が約9割にのぼり、仕事と家庭 生活との両立が困難なことや、短時間勤務などの希望に沿った働き方が難しいことなどが再就職 の障害となっていることがわかります。

また、女性が、能力・実績を積み重ねることや、働き方・仕事内容への柔軟な考え方を持つとともに、 より幅広い求人ニーズとのすりあわせを行うことが、再就職につながると考えら、家事・育児・介護等と仕事の両立に関する家族や職場の理解が、女性の就業を左右する一因と なっているようです。

 

【調査概要】

調査対象:横浜市在住の満20歳以上49歳以下の女性 3,000人

抽出方法:住民基本台帳による無作為抽出

調査方法:郵送による配布・回収

調査期間:2014年8月18日~9月1日

回収結果:有効回答者数932人、有効回答率31.2%
※調査対象3,000人の内、14人は住所不在だったため、調査対象者数2,986人で算出

ライター紹介

LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp 

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