ローカルグッドニュース

介護デジタルハッカソンin横浜 ~多分野の若者の共創力で、介護分野にイノベーションを興す~

 

 

 

プレスリリース
2019/10/07

Wakamono Innovation Network 2019 ~介護デジタルハッカソンin横浜~

多分野の若者の共創力で、介護分野にイノベーションを興す

急速に高齢化が進む日本において、介護領域でのデジタル技術の活用は今後必須となると言われています。 しかし現状は、既に先進的な取り組みを始めている企業・団体はいるものの、普及・深化に向けた取組みはまだ始まったばかりです。 そこで、そのような介護領域に、日本の将来を担う若者の発想力・実行力を活かすべく、イノベーション創出型ハッカソンを開催します。

本ハッカソンは、昨年度に続き2回目。主に介護領域・STEM領域、デザイン領域に興味・関心のある高校生・専門学校生・大学生を対象としたチームで実施し、場合によっては、他分野のチームメイトと協働しながら課題解決を目指します。

【 参加申し込み方法 】
実行委員会が主催する説明会やフューチャーセッション、アイデアソン、ハッカソンに参加した上で、提案の概要をまとめ、実行委員会事務局宛てに応募して頂きます。応募後、書類審査を行い、最終プレゼンターを決定。3月上旬に公開審査会を行い、受賞者を決定します。

■スケジュール(予定)
・ 説明会&フューチャーセッション:11月17日(日)14:00-17:00@ことぶき協働スペース
・ 提案応募締め切り:12月15日(日)
・ 提案をまとめるにあたっての希望者(団体)への個別アドバイスや提案をブラシアップするためのアイデアソン、ハッカソンの開催。(11月~2月)
・ 提案を実装するための実証実験の場の提供(1月~2月)
・ 公開審査会:2020年3月上旬&受賞者決定

■介護デジタルハッカソンin横浜とは?
昨年度の「介護デジタルハッカソンin横浜」は、介護という日本が抱える深刻な社会問題にフォーカスし、バックグラウンドが多様なメンバーで編成されたチーム毎に課題を設定し、ソリューションのアイデア出しからプロトタイプづくりを行いました。2018年8月~2019年3月の約7ヶ月という長期的なハッカソンを実施し、応募があった11チームから、一次審査で5チームを選抜し、最終プレゼンテーションと表彰を行いました。

2回目となる今回のハッカソンでは、介護領域の中でも特に、
・ 特別養護老人ホームや認知症高齢者グループホームなどの施設・居住系サービスにおける利用者のQOL(quality of life)向上や介護スタッフの負担軽減などの課題解決
・ 防災・減災およびユニバーサルデザインという視点から介護分野の課題解決
をテーマとします。
また、横浜市の進める「地域包括ケアシステム」構築の取り組みと連携して、アイデアの具体化・ビジネス化に向けた取り組みも視野に入れています。

【使用データ、ツール】
参加チームには、オープンデータという時代の流れを踏まえ、横浜市のオープンデータをはじめとした公開されている様々なデータを活用すると共に、多様なツールを用いて課題を解決していただきます。
また、ツールに制限はありませんが、参加チームへはセンシティブなデータを安全に共有できる情報連携基盤が提供されます。

<情報連携基盤を提供する富士ソフト株式会社のニュースリリース>
https://www.fsi.co.jp/company/news/191007_2.html

本ハッカソンの魅力
■参加者全員にとっての魅力
・ Learn(学び)…介護・IT・デザインに関して、勉強会・体験イベントを複数回実施予定!
・ Link(つながり)…志を共にした、多様なスキルを持つ仲間と出会える!
・ Lead(行動)…確実に超高齢化を迎える日本社会に対して、自らアクションを起こせる!

■優秀チームにとっての魅力
・ 1位賞金¥100,000 … 2位・3位のチームにも賞金あり!
・ 実証実験のチャンス … アイデアを現場で試せる!
・ ビジネス化のチャンス … アイデアを社会のために活用できる!
※実証実験・ビジネス化チャンスにつきましては、アイデアによって詳細を検討致します。

■表彰
・ 1位チーム:賞金¥100,000 + 事業化のチャンス(事業会社へのプレゼン機会等)
・ 2位チーム:賞金¥50,000
・ 3位チーム:賞金¥30,000
・ その他(予定):アイデア賞、スキルアップ賞、チームワーク賞
※ 参加者全員に、参加記念品をプレゼントします。

■評価軸
・ 課題解決力(取り組んだ社会課題の重要性・実装された各アイデアの実現性・完成度、等)
・ スキルアップ度(各専門分野に関して身についたスキル・他専門領域に関して得られた知識等)
・ チームワーク力(メンバー間の助け合い度合い・役割分担の適切さ・設定目標の実現可能性・目標達成度合い等)

■主催 :Wakamono Innovation Network 2019 実行委員会
■共催 :アクセンチュア株式会社、NPO法人STEMLeaders、ケアテック・オープンラボ・横浜、LOCAL
GOOD YOKOHAMA(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ)
■後援 :横浜市政策局
■協力 :横浜オープンデータソリューション発展委員会、NPO法人横濱ジェントルタウン倶楽部、横浜薬科大学、横浜リハビリテーション専門学校、情報科学専門学校、横浜オープンデータソリューション発展委員会ほか

◎Wakamono Innovation Network 2019 ~介護デジタルハッカソンin横浜~とは?
日本の将来を担う高校生〜大学院生などの若者の発想力・実行力を活かして、福祉・介護の分野でのデジタル技術やデータの活用機会を提供することを目的に 2018年度に初開催。2014年度に横浜の学生を対象に始まったスマートフォン・タブレットなどのアプリ開発を通して、横浜市における課題を市民が意識するきっかけづくりを目指し始まったアプリコンテスト「Yokohama Ups!」の今年度の展開「YOKOHAMA YOUTH Ups! 2019-2020」とも連動して開催されます。
事務局:一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス

【参考】
1.ケアテック ・オープン・ラボ 横浜
横浜市と民間企業4社(株式会社ウェルモ、株式会社ジェイアーク、株式会社ツクイ、富士ソフト株式会社)は2019(平成31)年3月、「介護分野におけるオープンイノベーションによる課題解決に関する研究協定」を締結。本格的な超高齢社会の到来を見据え、介護分野において様々な情報技術等を活用しながら、課題解決に向けた共同研究を開始することに合意した。大学等の研究・教育機関、企業等とともに、介護サービスの利用者などの当事者や介護・医療関係者を交えた対話の場(リビングラボ等)を通じて展開している。介護業界とICT業界の双方の人材が交流し共創する場を創出する本事業は、「介護業界のイノベーション人材の育成」の取り組みの一環として、様々な企業、大学・専門学校・高校等の教育機関と連携して提供し、介護とICT双方の視点や知見を併せ持つ若い人材の育成に取り組み、介護業界のイノベーション人材の輩出を目指す。
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/seisaku/2018/0320_caretex.files/0001_20190327.pdf

2.横浜型地域包括ケアシステムの構築
横浜市は、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために、関係者(行政、医療・福祉関係機関、事業者、ボランティア等の地域住民等)が連携して実施していく取組の方向性をまとめた「横浜型地域包括ケアシステムの構築に向けた行動指針」を2017年(平成29)3月に策定。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/fukushi-kaigo/koreisha-kaigo/care-system/tiikihoukatsu.html

この指針を踏まえて2018年(平成30)3月に策定した第7期横浜市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画を「よこはま地域包括計画」と位置づけ、介護、医療、介護予防、生活支援、施設・住まいといった地域包括ケアに関する各分野の施策・取組を進めている。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/fukushi-kaigo/koreisha-kaigo/kyogikai/chiikihoukatsu-care/jigyoukeikaku.html

3.横浜市とアクセンチュア株式会社の包括連携協定
横浜市とアクセンチュア株式会社(本社:東京都港区)は2015(平成27)年12月に、オープンデータをはじめとするICTの活用による様々な地域課題の解決及び新規事業の創出を図ることを目的とする「オープンイノベーションの取組に関する包括連携協定」を締結している。同社はこれまで、横浜スマートシティプロジェクトへの参画、若者の自立・就業支援、および地域課題を収集・可視化し、市民参加型で解決していく仕組み「LOCAL GOOD YOKOHAMA」の構築支援など、横浜市において様々な活動に携わってきた。
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/seisaku/2015/20151202-037-22274.html

■運営事務局:一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス
(連絡先)
電話 :080-7047-3378
メール :inaba@empower-japan.com
担当 :稲葉

ライター紹介

LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp 

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