2014.10.27
横浜市金沢区では、人口減少や少子高齢化といった地域課題の解決に向け、大学や企業、団体、区民等、多様な主体と連携・協働して、アイデアを出し合いながら施策づくりを進めており、18区の中で唯一オープンデータを活用した市民サービス創造を積極的に展開し、情報コミュニケーション技術(ICT)を活用した新たな協働に取り組んでいます。
オープンデータとは「自由に使えて再利用もでき、かつ誰でも再配布できるデータ」を指します。国や地方自治体にとどまらず、企業などが持っているさまざまな調査・統計データを広く一般に「開放」して、商用利用も含め、自由に使える状態にすることを「データのオープン化」としています。
そうした取り組みの一環として、現在金沢区がオープンデータとして提供している60のデータや、経済産業省ほか政府機関等が提供するデータを活用し、様々なアイデアとプログラミング技術を組み合わせることによって、地域の困りごと=課題=の解決につながる新たなアプリケーションの開発を目指し、横浜市18区で初めて、「区主催」のアプリコンテストが開催されることになり、募集が始まっています。
入賞者には、賞品や金沢区役所のサポートが得られる特典もあるそうです。
海があり、緑があり、歴史がある。そんな金沢区で住む人々の暮らしを「ちょっと楽しく、ちょっと便利、ちょっと安心」にする。
そんな「ちょっと○○するアプリ」を募集しています。
安心して子育てができる、高齢者が安心して暮らせるまちへ、振り込め詐欺など防犯・犯罪対策、地震や気象災害に対する防災・減災対策など、区民の暮らしの「安心」につながるアプリ
日頃感じている地域課題の解決につながるアプリや金沢区の魅力を発信するアプリ
応募期間: 2014年10月23日(木)~12月10日(水)
応募資格:法人・個人問いません。
募集作品:WEBアプリまたはスマートフォンアプリ
(開発環境およびデモ環境は各応募者にてご用意下さい。)
本アプリコンテストではオープンデータの積極的活用を推奨します。
金沢区オープンデータ、 経済産業省 OPENDATA METI、 政府データカタログサイト、 Linkdata.org
上記以外にも・・・
国土数値情報、気象庁データなど様々なデータが公開されているので、利用規約等を確認の上、活用してください。
主催:横浜市金沢区役所
共催:経済産業省、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
金沢区は経済産業省及び独立行政法人 情報処理推進機構の共通語彙基盤整備事業に協力しており、共通語彙基盤※と連動した金沢区オープンデータを公開しています。(※注:現在準備中です)
応募&問合せは、公式ホームページをごらんください。
LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp