2018.08.01
さくらWORKS<関内>で「てんかんをめぐるアート展」プロジェクトクラウドファンディングキックオフイベントが、8月4日(土)14時から開催されます。
「らくがきもアート、はなうたもアート、えがおもアート」と題したこのアート展は、10月25日から27日にパシフィコ横浜で開催される第52回日本てんかん学会学術集会と併せて開催されます。
てんかんのある方たちの作品とともに、作品の後ろにある製作者の普段の暮らしや生き生きと活動する姿を写真や動画で伝えることを通じて、てんかんについての理解促進を深めていくプロジェクトです。
てんかん患者は100人のうち0.5人から1人いると言われていますが理解が十分ではありません。このアート展を、LOCAL GOOD YOKOHAMAのクラウドファンディング機能を使って資金調達をすることで広くてんかんについて知っていただき、アート展の作品展示だけではなく色々な場面で多くの方に関わってもらい、一緒に作り上げて行きたいと思っています。ついてはこの取り組みを様々な分野の方に知っていただき、応援していただくとともに、ネットワークを広げていくために関心ある方々と対話型で進行するトークイベントを実施します。
◆当日の話題提供
・榎正晴さん
1970年東京生まれ、横浜育ち。福祉系単科大学である日本社会事業大学に入学し、ワンダーフォーゲル部、軽音楽部の活動のかたわら、引きこもりの子どもや重度の脳性麻痺の方との深い関わりが、福祉を考えるキッカケに。1998年に入職した知的障碍者の通所施設SELP・杜に従事して20年。障碍の仲間たちの仕事、暮らし、遊びの充実に取り組む。現在、管理者として勤務。社会福祉士。よこはま福祉実践研究会に所属し、支援の実践、福祉と医療との連携について学ぶ。その取り組みの一環として、日本てんかん学会学術集会横浜の「てんかんをめぐるアート展」に関わっている。
・田中正樹さん(VTR出演)
田中神経クリニック院長。1955年生まれ。大学卒業後、重症心身障害児施設「びわこ学園」等に勤務。1991年からは16年間「静岡てんかん・神経医療センター」勤務。2007年7月田中神経クリニックを横浜市栄区に開院。講演も多数。小児及び成人のてんかんを診療している、数少ない「てんかん専門医」
・原美樹子さん
1967年生まれ。慶応義塾大学文学部卒業後、東京綜合写真専門学校で写真を学ぶ。1996年の初個展以降、国内外で多数の作品を発表。2017年、木村伊兵衛写真賞受賞。
・杉浦裕樹
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ代表理事。2014年よりLOCAL GOOD YOKOHAMAを運営している。
・その他てんかんをめぐる支援関係者の登壇調整中です!
<実施概要>
日時:8月4日(土) 14:00〜15:30(13:30開場)
会場:さくらWORKS<関内>(横浜市中区相生町3-61 泰生ビル)
http://sakuraworks.org/
参加費:無料(カンパをお願いします)
主催:「てんかんをめぐるアート展」プロジェクト/LOCAL GOOD YOKOHAMA(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ)
LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp