2014.08.02
「プロボノ」という言葉を知っていますか?プロボノとは、各分野の専門家が職業上持っている知識・スキルや経験を生かして社会貢献するプロフェッショナルボランティアのことを指します。
横浜市経済局が取り組む社会起業家の支援プログラム「Yokohama Changemaker’s CAMP 2014」では、社会起業家が取り組んでいる横浜の地域課題について、アドバイスをしながら共に考え、企画・アクションをブラッシュアップする「プロボノ」を募集しています。8月5日夜には、日本丸訓練センター(西区みなとみらい2)で、応募説明会が行われる予定です。
このプログラムは、内部に人材を抱えることができないスタートアップ期の社会起業家に、課題解決に共感する地域の専門家らがボランティアとしてかかわり、的確なマーケティング、事業計画作りを支援することで、ソーシャルビジネス(起業家)を育てることを目指しています。
4年目となる今年は「Yokohama Changemakse’s CAMPアドバンストコース」に採択された「未就学児の保護者の過保護・過干渉の防止、抑止や、園と父母との良好な関係作りを目的とした新サービス開発を担うプロジェクト」(一般社団法人 家族力向上研究所)と「親子一緒にコミュニケーションをとりながら学ぶ体験学習を食育で促進!話題の放課後施設を経営するNPOによる新規事業立ち上げプロジェクト」(NPO法人フーズマイルぐりぐら)の、2つのプロジェクトでプロボノを募集しています。
プロボノとして参加したメンバーは、チームとして約6カ月間、社会課題の現状調査やそれらをもとにした事業の有効性などを起業家と議論しながら改善していきます。
プログラムの企画運営に携わる「ETIC.横浜ブランチ」Yokohama Changemaker’s CAMP事務局の田中多恵さんは「このプログラムも4年目を迎え、多くの専門家、行政職員の方々に参加いただきました。仕事で培ったスキルを週末の時間、オンラインのコミュニケーションなどを活用して提供し、起業家に伴走しながら事業の組み立てを考える半年間は、プロボノのみなさんにとっても、充実した時間になるものと思います」と参加を呼びかけています。
8月5日の説明会の応募締切は、前日の8月4日。参加起業家2人のプレゼンテーションのほか、プロボノ経験者からのメッセージなどもあります。「地域に関心があるけれど、どこから参加したらいいかわからない」という方も歓迎。働きながら「地域のこと」に参加する一歩になる説明会です。
開催時間は18時30分~20時45分。説明会の定員は20人。参加費無料。「Yokohama Changemaker’s CAMP」ウェブサイトから参加を申し込むことができます。
LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp