【2016年度 横浜市経済局 消費生活協働促進事業
「地域を知る」「エシカルを知る」ソーシャルな消費者養成講座】
日々の暮らしの中で、社会や環境に配慮しようとする考えや、その考えを取り入れた商品を「エシカル」といいます。「エシカル」とは「倫理」のことです。自分の使うものが、どのような方法で、誰によって作られているのか知ったうえで選びたい。日常のなかで、「エシカルなモノ選び」をしていきたい、という方が増えています。
横浜市内の各種団体との協働で、食育・地産地消、環境保全、リサイクル、フェアトレードなどをテーマにした、講座やセミナーを実施します。座学の他に、畑やリサイクル施設の見学なども実施いたします。「体験しながら、おいしく・楽しんで学べる」講座シリーズです。
4回目となる10月28日のテーマは「鶴見資源化センターでリサイクルの現場を知る」。横浜市内の家庭から出されたスチール缶、アルミ缶、びん、ペットボトルなどの資源物が、回収されたあと、どのようにリサイクルできる状態に処理されていくのか、資源として再利用される行程、再生資源物に生まれ変わっていく現場を見学&体験できます。
ナビゲーターは、横浜市資源リサイクル事業協同組合 鶴見資源化センター 副所長の西﨑慶太さんと、一般社団法人かんきょうデザインプロジェクト 代表の武松昭男さんが担当します。
☆第4回:10月28日(金) 13時〜 @ 鶴見資源化センター(横浜市鶴見区末広町1-15-1)リサイクル施設 資料代 500円
運び込まれる大量の缶・びん・ペットボトルを選別し、資源として再利用するために欠かせない、再生資源物になるまでの作業行程は、インターネットの情報やテレビの映像からは伝わってこない迫力ある「現場」。 自分の身近なものが変化していく様子を見学しながら、環境への気づき・学びを得られます。
◎鶴見資源化センター
横浜市では、缶・びん・ペットボトルの分別収集を実施しています。資源選別センターでは、缶(スチール缶・アルミ缶)、びん(無色・茶色・その他)、ペットボトルに選別し、資源として再利用するための処理を行うほか、缶・びん・ペットボトル等の更なるリサイクルの推進のため、各種調査や普及啓発等を行っています。市内に4箇所ある資源選別施設には、リサイクルについて楽しく学べる啓発コーナーがあります。
http://www.shigenkousha.or.jp/senbetu01.html
◎一般社団法人かんきょうデザインプロジェクト
2010年設立。廃棄物、リサイクルに関する講演、環境啓発活動を行う任意団体。中学生・高校生を対象に「かんきょう組写フォトコンテスト」「かんきょう文化祭」を実施している。
★代表・武松昭男さんプロフィール★
1962年横浜生まれ。観光ホテルのフロント業務に3年間従事した後、18年間に亘り、横浜のごみの収集、リサイクル業に携わりながら、法律が成立するプロセスや地域連携を学ぶため、議員スタッフとしても働く。2007年に武松事業デザイン工房株式会社、2010年に現在の(一社)かんきょうデザインプロジェクトにつながる任意団体を立ち上げ、「環境を考えるということは次の人のことを考える力をつけること」を理念とし、廃棄物やリサイクルに関する講演、環境啓発活動を行っている。
http://kankyo-design.org/
<概要>
日時:10月28日(金) 13時〜16時
見学場所:鶴見資源化センター(横浜市鶴見区末広町1-15-1)
集合場所:川崎鶴見臨港バス 「ふれーゆ」停留所前
(JR京浜東北線 鶴見駅東口 8番バス乗り場川崎鶴見臨港バス 鶴08 ふれーゆ行き乗車。終点「ふれーゆ」下車。)
http://www.rinkobus.co.jp/noriba_info.html#tsuru
参加費:500円 定員:15人(先着順受付)
ナビゲーター:武松昭男さん(かんきょうデザインプロジェクト)
主催:横浜市経済局/NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
協力:一般社団法人かんきょうデザインプロジェクト
■プログラム
集合:13時30分 「ふれーゆ」バス停 〜徒歩移動
座学:13時50分~ 資源選別施設のガイダンス等
工場視察:14時10分~ リサイクルの現場を見ながら楽しく学びます
まとめ、質問等:15時~15時15分 〜徒歩移動
解散:15時30分 「ふれーゆ」バス停
▽お申込み方法
「10/28消費者養成講座参加希望」のタイトルにて、下の項目を記載して「info@yokohamalab.jp」までご連絡ください。
・お名前、メールアドレス、参加をご希望される回(通しでのお申込みも可能です)
▽エシカルとは
人や社会、環境に配慮しようとする考え方やそのような商品、サービスを選ぼうとする行動のことを言います。
▽本講座の紹介
本講座は、「消費者市民社会の実現」に向けた市民向け講座です。消費者市民社会とは、消費者一人ひとりが人や環境に配慮した消費行動を積極的に行う社会のことを言います。例えば、日常生活で購入する商品が、どこで、どのように作られているかを考えて選択することがその一つです。講座の企画・運営は、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボが、横浜市経済局と、横浜市市民協働条例にもとづく協働契約書を定めて実施しています。
▽「ソーシャルな消費者養成講座」講座一覧
☆第1回:よこはま家庭ごみ事情〜わたしたちのごみから「消費」を考える=終了
日時:9月13日(火) 19時〜21時 会場:さくらWORKS<関内>(横浜市中区)
「食品ロス」について、処分・活用に携わる企業担当者、環境問題に意識を持った若者を育てる活動を展開する一般社団法人、「リデュース・リユース・リサイクル」を進める横浜市の3つのセクターの方々にお集まりいただき、それぞれの立場から「市民にできること」を探っていきます。
https://www.facebook.com/events/1645739462405815/
☆第2回:ネパリ・バザーロ 土屋春代さんを招いて=終了
日時:9月29日(木) 19時〜21時 会場:さくらWORKS<関内>(横浜市中区)
横浜市内で、ネパールの人々が手織りした洋服や、無農薬有機栽培のコーヒーなどを販売するショップ「ベルダ」を運営する「ネパリ・バザーロ」の活動や支援の現在について代表の土屋春代さんにお話をおうかがいします。
https://www.facebook.com/events/1786882431536673/
☆第3回:野菜直売所「フレスコ」&苅部さんの畑で地産地消を考える
日時:10月24日(月)14時〜 会場:野菜直売所「フレスコ」&苅部さんの畑(横浜市保土ケ谷区)
会議室から、畑に飛び出し、実際に野菜が育てられている現場を見学しながら、横浜の農業や地産地消の価値について学びます。新鮮でおいしい横浜野菜のお土産付!
https://www.facebook.com/events/848415798622671/
☆第4回:鶴見資源化センターでリサイクルの現場を知る
日時:10月28日(金)13時〜 会場:鶴見資源化センター(横浜市鶴見区)
ペットボトルや缶などのごみが、回収されたあと、どのようにリサイクルできる状態に処理されていくのか、現地でたしかめます。自分の身近なものが変化していく様子を見学しながら、環境への気づき・学びを得られます。
https://www.facebook.com/events/293885204316667/
☆第5回:横浜の野菜を食べる意義と楽しみ〜市場で地産地消を考える(仮題)(調整中)
日時:11月中旬 会場:横浜市中央卸売市場(横浜市神奈川区)
藤岡食品の藤岡輝好さん(はまふうどコンシェルジェ)を講師に、横浜で生産される野菜の種類や生産量、生産者の思いなどを「野菜のプロ」の目を通して語っていただきます。
☆全体フォーラム:公開フォーラム「倫理的消費について考える」(仮題)(調整中)
日時:2017年1月 会場:未定
より良い社会に向けて、人や社会・環境に配慮した倫理的消費への関心が高まっています。消費行動の変化の実情や、日本の経済社会の高品質化をもたらす大きな可能性を秘めている倫理的消費を広めていくために横浜で市民や、事業者、NPO、行政が連携して始められることについてディスカッションします。