講師はよこはま・子ども若者が孤立しない地域づくり研究会代表の加藤彰彦さん
昨年12月「よこはま・子ども若者が孤立しない地域づくり研究会 」(会長 加藤彰彦)が発足しました。
同研究会は、横浜市内で孤立している子ども・若者たちの実態を知り、彼らの社会参加を応援すること、市民が彼らへの理解を深め、日頃から気にかけて声がけや協力がしあえる地域づくりを応援することを目指して創立されたものです。
その背景には、経済的な貧困と共に、さまざまな経験や関係を失い孤立して暮らす子ども・若者や家庭が直面している現実への危機感がありました。
同研究会は、活動の一端として、3月2日(土)に横浜市青少年育成センター(関内ホール 地下1階)で第1回の研修会を開催します。
この研修では、参加者一人ひとりが感じている課題を出し合い、子ども・若者が自分らしく生きられる<小さな居場所>を育て、そのつながりの中から、孤立せずに生きられる暮らしの場、<地域>を作りたい、とのことです。
講師は、同会の代表である加藤彰彦さんです。
同会は、また共に生きる「市民の活動」と、「公的な支援」が必要と訴えています。
参加申し込みはネットまたは電話で。
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講師プロフィール:加藤彰彦さん
1941年11月30日生 東京都出身。
1964年横浜国立大学教育学部教育学科卒業。
小学校教諭を5年で終え、数年かけて日本国内見聞の旅。
横浜市職員(寿生活館、児童相談所)横浜市立大学教授。「社会臨床学会」立ち上げ。
横浜寿町に長くかかわり、福祉の街に向けた実践と研究を続けている。
沖縄子ども研究会会員。教育学者、評論家、ノンフィクション作家。
前沖縄大学学長、同大名誉教授。
最新の著書
『水滴の自叙伝 コミューン、寿町、沖縄を生きて』(現代書館)2023年 その他の著書多数