ことぶき協働スペースでは、この一年の事業を振り返るオンラインフォーラムを開催します。
コロナ禍の社会的影響も大きく「生きづらさ」を抱える人々が増えています。その背景には、安心して居られる場をどうつくるかという社会課題があります。寿地区で築かれてきた共生の社会づくりの実践から「今を生きる場所を共に創る」をテーマにトークセッション、対談をお届けします。
なお、コロナ感染拡大防止のため、オンライン(zoom)での開催になります。
■13:00(開会)
■13:00 ~15:00
【トークセッション】
「居場所」ってなんだろう? ~みんなでつくり上げる「ことぶき」~
加藤 靖さん(NPO法人市民の会 寿アルク 第2アルク生活訓練センター 施設長)
鈴木 伸さん(ことぶき共同診療所 院長)
矢川 晃さん(ことぶき学童保育 施設長)
山本 薫子さん(東京都立大学 准教授)
■15:00 ~ 15:10
休憩
■15:10 ~ 16:50
【対談】
寿で暮らす ~居住福祉のこれから ~
工藤 廣雄さん(社会福祉法人神奈川県匡済会 理事)
梅田 達也さん(NPO法人ことぶき介護 管理者)
■17:00 (閉会)
※トークセッションと対談は、それぞれ20分程度のzoomによる意見交換を行う予定です。
※プログラムの最後に当スペースの協働パートナーからコメントをいただきます。
寿町で回復したアルコール依存症者です。大学時代からお酒のコントロールができなくて転職を繰り返していました。たどり着いたのが『まつかげ一時宿泊所』でした。寿アルクへ入所し『たった一杯のお酒に手を出さない事!』と知りました。お陰様で断酒生活も『お酒が無くても楽しい生活』になりました。北海道から沖縄石垣島まで遊びに行ってます。町で会ったらいつでも声をかけてください。
1969年長野県松本市生まれ。1989年文学部在学中に友人に誘われ寿町の越冬に初めて参加し衝撃を受ける。その後「寿医療班」というボランティア団体で、前ことぶき共同診療所院長の故田中俊夫さんと出会い活動を共にする。大学卒業後、予備校非常勤講師を経て、信州大学医学部を卒業。京都での初期研修を終え2003年横浜に戻り、神奈川病院にて精神科研修をしつつ診療所を手伝う。2012年よりことぶき共同診療所院長となり現在に至る。
高校中退→大検→大学。職場は、自分のホーム!約28年前に、現職場に利用児童として通っていた。(公財)寿町健康福祉交流協会 (旧(公財)寿町勤労者福祉協会)から転職。2019年10月から児童が安全に利用できる施設内整備及び学童独自のルール改正をし、児童から大人まで安全安心な学童を作っている。友人・家族・学校など様々な事情から問題を抱えた児童が多い中、「その子に寄り添う」をモットーに活動している。
東京都出身。1996年より研究、ボランティア活動を通じて寿町に関わり、寿町における外国人労働者、地域活動・市民運動、地域構造変容等について研究。2012年よりカナダ・バンクーバーの低所得地域でも現地調査を行い、大都市インナーエリアの社会変化、ジェントリフィケーション等について研究。東京都立大学教員。専門は都市社会学、質的社会調査。
1970年秋田県生まれ。中学から現在まで横浜市中区に住む。大学卒業後、1996年から社会福祉法人横浜市福祉サービス協会と民間事業所で登録型ホームヘルパー、のちにヘルパーのサービス提供責任者となる。2003年に仲間と特定非営利活動法人ことぶき介護を作り、居宅介護支援・訪問介護の管理者を現在も行なっている。寿地区では、ことぶきゆめ会議(寿地区地域福祉保健計画推進会議)代表を務める。
医療ソーシャルワーカーとして生活困窮者の医療相談に従事後、社会福祉法人神奈川県匡済会に入職し、長年生活困窮者の支援に尽力。同法人が運営する勤労者宿泊施設「南浩生館」館長、ホームレス一時生活支援事業「まつかげ宿泊所」施設長、横浜市ホームレス自立支援施設「はまかぜ」施設長を務め、現在同法人理事。横浜市社会福祉協議会理事及び生活医療部会会長、神奈川県社協更生福祉施設協議会会長を歴任。
2022年 7月 3日(日) 13:00 ~ 17:00
オンライン(zoomでのご参加となります)
無料(オンラインのため、定員はなし)
下記フォームからお申し込みください。
→ お申し込みフォーム
2022年 7月 1日(金)
横浜市ことぶき協働スペース
<運営団体>
NPO法人 横浜コミュニティデザイン・ラボ
電話:045-323-9019
メール:kotobuki@yokohamalab.jp
※メールを送る際には、“@”を小文字に変えてください。