横浜市瀬谷区を舞台に、ミツバチを通した地域活性を目指す活動が始まりました。
活動の始まりは、横浜市の瀬谷区に新しい「お土産」を作り出そう、という計画でした。2027年に瀬谷区にて開催予定の「2027横浜国際園芸博覧会」への来場予測人数はおよそ1,000万人と言われています。
そこで、瀬谷区に来て頂き、瀬谷区を感じて頂く。そして世界中のお客様が、家に帰った後もそのお土産を手に取り横浜を、そして瀬谷区を思い出す、そんな「仕掛け」を用意したい。
取り組みの主体となる瀬谷区民が、ミツバチと共に花博覧会を盛り上げ、さらに瀬谷区から、横浜市全体を盛り上げていこうと能動的に活動を開始しました。
瀬谷区は南北に長い地形で、至るところで農業や畜産業が営まれています。緑豊かなまちとして花博覧会の会場に選出されたまちだからこそ、美味しいハチミツが採取できるのではないか。そして、世界中の家庭のテーブルの上に瀬谷区で生まれたハチミツが置かれていたら。そんなステキな世界を目指しています。
プロジェクトを皆さんと一緒に推進していくために、様々な人の協働で地域課題の解決につながる新たなモノやサービスを生み出す「瀬谷ハチミツリビングラボ」の活動を2021年7月に開始しました。
また、事業の主体として、現在、一般社団法人セヤミツラボの法人登記の手続きをしています。
今回、CAMPFIREを活用したクラウドファンディングを開始します。以下の3つの目標を持って挑戦します。
- 農と園芸の普及を通じて、病気や障がいなど困難に直面していても、高齢であっても活き活きと働き続けることのできる仕事と職場をつくって行きたい!
- 瀬谷西高校のSDGsの取組と連携するなど瀬谷区から国際園芸博に向けて子どもや若者が活躍できる場を積極的に生み出して行きたい!
- 瀬谷区から新しい都市型養蜂の取組と有機たい肥を活用した循環型の園芸(フラワーループ)を広げて行きたい!
この3つの目標に共感頂ける方は、今回のプロジェクトに参加・参画・応援をお願いします。
クラウドファンディングによる資金の募集は6月下旬に開始する予定です。
KICK OFFイベントでは、プロジェクトにかかわるコアメンバーの熱い思いを共有し、「ハチミツから始める横浜版地域循環型経済―2027国際園芸博覧会を目指して」をテーマに、ディスカッションをします。是非、ご視聴ください!
開催概要
内容(敬称略)
進行:関口昌幸(横浜市政策局共創推進課 担当係長)
- セヤミツリビングラボとクラウドファンディングの取組について
山口正斗(セヤミツラボ 代表)
- 若手養蜂家としての蜂飼いへの思いと今後の活動について
猪俣友悟(セヤミツラボ)
- クラウドファンディングを通じたハチミツラボへの思い
山口正斗、川口健太、大岸浩一、大江達、安田智考、川口ひろ(セヤミツラボ)
- 瀬谷西高校のSDGsの取組について
黒崎洋介(瀬谷西高校 教諭)
- 瀬谷の子どもたちによる花いっぱい活動について
北村克久(一般社団法人横浜すぱいす 代表理事)
- 横浜環境保全の地域循環型園芸(フラワーループ)の取組について
村山浩平(株式会社横浜環境保全)
- 地域メディアが生み出すサーキュラーエコノミーを支える地域情報循環
半揚貴樹(マッチメディア瀬谷)
- フューチャーセッション
「ハチミツから始める横浜版地域循環型経済―2027国際園芸博覧会を目指して」
◎瀬谷ハチミツリビングラボについて
「ミツバチを通したまちづくり」を主な活動テーマとしています。
- 養蜂を通じた循環型のまちづくり
花と緑のあふれるまち瀬谷区で、養蜂を通じてまちづくりの様々な循環を生み出すことを目指します。
- 多様な主体が参加
参加主体の年齢層が幅も広く、地域住民や区内の事業者、商店街で店舗を構える方、地域に親しまれるスポーツクラブの運営に携わる方、 NPO法人など、多様なメンバーがハチミツを通じた地域活性化に向けて議論を交わしています。
- 持続可能な瀬谷区をブランド化
人口減少社会において、瀬谷区でも人口減少が始まっています。2027年開催の国際園芸博覧会以降も、瀬谷区に関心を抱き、住み続けたいと思えるまちであるために、人だけでなく環境評価生物のミツバチが住みやすいまちを目指し、花や笑顔が溢れるまちづくりを進めています。
https://livinglabsupportoffice.yokohama/livinglab/seya/
◎セヤミツラボについて
瀬谷の地域コミュニティに根ざした養蜂プロジェクトの事業主体として、一般社団法人セヤミツラボの設立を準備中。大学在学中から横浜市瀬谷区で活動をはじめ、スマホ教室や養蜂によるまちづくりに取り組む「瀬谷ハチミツリビングラボ」の代表を務める山口正斗さんが代表理事に就任予定。2022年6月上旬に法人登記を完了する予定。