横浜発の「ブレストウォーズ　恋する標準治療！」配信へ
今年3月に横浜市で上演された乳がんコミュニティのための創作劇「ブレストウォーズ　恋する標準治療！」略して＜ブレ恋！＞の舞台動画が、ピンクリボン月間に日本とアメリカの２カ国で配信されることになりました。

ブレ恋！は横浜在住の脚本・演出家の鹽野佐和子SARA（しおのさわこ・さら）さんが自らの乳がん治療体験を基に、医療者や仲間の患者たちに取材を重ねて作り上げたメディカル・ラブコメディです。

鹽野さんは約4年前乳がんが発覚。手遅れに近かったため一度は治療を断念しましたが、紆余曲折を経て手術、放射線治療を受けて生還しました。そして「日本女性の9人に一人が乳がんに罹患する時代、患者さんたちを応援する演劇を作ろう。ついでに乳がんのことも広く知ってもらおう」と企画を立てたそうです。

ものがたりの舞台は、横浜・野毛山に建つ乳がん患者ハウス。病気を跳ね返し、笑いながら生きる女性たちの姿を、恋と涙と歌を交えながら清々しく描いています。キャストは、プロの俳優さんと乳がんサバイバーとの異色のコラボ。それもブレ恋！の魅力の一つとなっているのです。

感激の感想が続々と
ブレ恋の上演後、感動したという感想が次々に寄せられました。

• 乳がんというテーマを超えた人間ドラマに感動した。（40代男性・クリエーター）

• もう一度見たいです！！歌とダンスも覚えたい（40代女性・会社員）

• 呼吸困難になるかと思うほど泣きました。（40代女性・舞踏家）

• 20代の男性に見て欲しい。愛のある作品。もっともっと多くの方に観てもらうべき！（20代男性・会社員）

• がん患者だけでなく、広く一般の人々に見て欲しい。（60代男性・会社員）
• 病気のストーリーなのに心がキュンキュンほんわか温かくなりました。乳がんのイメージが明るくポジティブに。（50代女性・自営業）

まさかのアメリカ進出！
ブレ恋！の評判は海外まで届き、サンフランシスコ・ベイエリア、シアトル、L.A. 、N.Y.などのマスコミにも次々と取り上げられ、全米向けの一斉観劇会が今月行われることになりました。
鹽野さんにとって、まったく予期していなかったことですが、
「国や医療環境が変わっても、ガンを告知された女性たちの悩み、苦しみは同じだと思います。そして、世界中どこでも『女の胸はときめくためにある』という主人公のセリフは通用すると思います」と語っています。

日本でもオンラインの観劇会と配信決定！
日本では10月16日にリバイバル観劇会とトークイベントが開かれ、10月23日からは２ヶ月間のアンコール配信が行われます。

①10月16日　14:00- 18:15 ブレ恋！リバイバル観劇会＆おしゃべりサロンwith Dr. 南雲（限定85名）
申し込みは10月15日20:00まで
チケット：Peatix 3,000円
https://brekoioshaberi20211016.peatix.com/

②10月23日-12月22日 アンコール配信（購入期限は11月22日までなのでお間違い無く）
チケット：カンフェティ 3,000円
http://confetti-web.com/brekoi_streaming