パートナーシップと多様な幸せについて、互いに違う価値観を認めあえる社会のあり方を考える
全国30自治体目にパートナーシップ制度を導入した横浜市にて、いろとりどりの「家族のかたち」 〜パートナーシップと多様な”幸せ”について考えよう〜
今年12月2日に、パートナシップ制度を導入した横浜市。各自治体のケースなども交えながら、選択的夫婦別姓、同性婚・パートナーシップ制度、里親・養子縁組などそれぞれの「家族のかたち」を語り合うトークイベントを、慶應大学日吉キャンパスにて2019年12月8日に開催します。
同性カップルなどを家族として認める「パートナーシップ制度」は、2015年に渋谷・世田谷区での導入を契機として、現在、全国30自治体にまで広がっています。パートナーシップ制度を導入している自治体によっては、同性カップルだけでなく、異性カップルでも申請できる自治体もあり、多様な家族のかたちを築いているカップルが暮らしています。
婚姻するカップルに同姓を義務付ける国は世界で日本だけ。日本ではお互いに名前を変えずに結婚すること(選択的夫婦別姓)は認められていません。同じ性別の者同士で結婚すること(同性婚)も認められていません。一方で、法的な関係にないカップルが子育てをしている事例も多く存在しています。
家族のかたちはすでに多様化しているにも関わらず、法律がそれに追いついておらず、婚姻の権利を求めるさまざまな裁判が、今、日本中で起きています。伝統的な「家族」だけではない、いろとりどりの「家族のかたち」。パートナーシップと多様な幸せについて、互いに違う価値観を認めあえる社会のあり方を、一緒に考えていくための対話の場として、今回開催をいたします。
横浜市も12月2日よりパートナーシップ制度、事実婚を受け入れ
今回開催地となる横浜市も今年2019年12月2日より、性的少数者(LGBT)や事実婚のカップルと証明する「パートナーシップ宣誓制度」の受け付けを開始。パートナーシップ制度受け入れは横浜で全国30自治体目。事実婚も含めるのは千葉市、神奈川県横須賀市に続き、全国で3例目となります。
当日は、今回横浜市でパートナーシップ第1号となったお二人にもご参加いただくほか、実際に各自治体におけるケースなども交えながら、様々なケースや今度の社会や家族のあり方について意見交換する場となっています。
イベント名:いろとりどりの「家族のかたち」〜パートナーシップと多様な”幸せ”について考えよう〜
日時:2019年12月8日 13:00〜16:30(開場 12:30〜)
※終了後懇親会を予定
会場:慶應義塾大学 日吉キャンパス 第4校舎B棟 J11 教室
アクセス:神奈川県横浜市港北区日吉4丁目1−1
日吉駅(東急東横線、東急目黒線/横浜市営地下鉄グリーンライン)徒歩1分
参加費:入場無料(可能な方は当日カンパにご協力ください)
※申込不要、そのまま会場へお越しください。
詳細ページ:https://chinjyo-action.com/event201912/
・見守り保育をご用意します。ご希望の方はお申込みフォームにお子様の年齢、人数をご記入ください。
https://forms.gle/wGQpoq73mXY9vqEH9
★情報保障・手話通訳をご用意します★
主催:多様な家族のかたちを求める会、慶應義塾大学ダイバーシティ研究会
共催:自治体にパートナーシップ制度を求める会/同性パートナーシップ・ネット/選択的夫婦別姓・全国陳情アクション
後援:慶應義塾大学教養研究センター、一般社団法人Marriage For All Japan -結婚の自由をすべての人に-、NPO法人 EMA日本