これからの「まちづくり」や「協働」をさらに実りのあるものに進化させる「考え方」や「手法」を学び合う
自分たちのまちを自分たちでよくするために、これからの「まちづくり」や「協働」をさらに実りのあるものに進化させる「考え方」や「手法」を学び合うことを目的とした「つながりのまちづくり未来フォーラム」を開催します。
人や団体と出会い、話し合い、その中からともに目指したいことが生まれ、違いを活かしながら目標を共有し、共感をベースとした信頼関係を育みながら地域の課題解決に取組む事例を学びます。あなたのまちをよくするために、明日の「活動・協働のヒント」を得る機会として、ぜひご参加ください。
イベントでは、4つの実践報告と、つながりトークを実施します。
4つの実践報告では協働の広げ方や苦労した点、上手くいった点などを、具体例を交えて報告します。じぶんたちのまちを良くするための、明日の「活動・協働のヒント」を探されている方にオススメのイベントです。
17:00 開会
17:10 市民協働条例の振返り
17:30
○ 登壇者: NPO 法人のはらネットワーク 山田 由美子さん 西田 清美さん、ちょこっと子育てレスキュー隊の皆さん
「少しの間、こどもを預かってくれる人がいたら…」でも、“ 急だから一時預かり施設に空きがなかった ” “ 遠くて連れていけない ”。そんな「困った」をもっとお手伝いしたいという想いから、都筑区内の乳幼児一時預かり施設や子育て支援者がつながって、「ちょこっと子育てレスキュー隊」になりました。実施までの経緯や、「出張一時預かり」などのレスキュー隊の活動をお話しします。(「横浜市協働事業の提案支援モデル事業」助成事業)
18:00
○ 登壇者: 旭区左近山連合自治会会長 NPO 法人オールさこんやま理事長 林 重克さん、横浜国立大学の皆さん
この地域は昭和40年代に開発された戸建てを含む約5,300戸の団地群で構成。NPO法人「オールさこんやま」を自治会が中心となった団体連携で立ち上げ、空き店舗を利用した福祉・交流の拠点「ほっとさこんやま」や「おでかけワゴン」、小中学生の学習支援など、多世代のための福祉活動を進めています。今回の事例は、横浜国立大学やUR都市機構、旭区役所と連携する取組です。大学生5名が実際に団地に住んで、地域と交流を深めながら活動するお話です。
18:30
○ 登壇者:認定NPO法人地球市民ACTかながわ /TPAK 事務局長 伊吾田 善行さん、プロボノ、ボランティアの皆さん
認定 NPO 法人地球市民 ACT かながわは、貧困層や少数民族、女性や子どもたちの明るい未来のため、タイやミャンマーでの学校建設や衛生改善、生活インフラの整備、インドでの女性の自立支援など、世界各国で様々な活動に取り組む国際協力NGOです。1993年の設立以来、ボランティアやインターンも「補助的な役目ではなく主役」と考え、年間延べ3,000人以上、10代~90代まで幅広い年代が活躍。今回はボランティア・プロボノと歩んだ事例をお話しします。
19:00
○ 登壇者 多様な主体による地域課題解決プロジェクト参画メンバーの皆さん、認定NPO 法人市民セクターよこはま 事務局長 吉原 明香
一人ひとりの市民が主人公として、幸せと豊かさを実感できる市民社会の実現を目指し、様々な主体と協働してきた事例をもとに、つながりの変化と未来に向けてお話しします。
19:30 休憩(10 分)
19:40
○ 登壇者の皆さん、 中島 智人さん(産業能率大学経営学部 教授)
阿部 真紀さん(認定NPO法人エンパワメントかながわ 理事長)
吉原 明香(横浜市市民活動支援センター責任者)
○ インタビュアー:中島 智人さん(産業能率大学経営学部 教授)
ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)修了。専門は、日本およびイギリスの非営利組織(NPO)、社会的企業(ソーシャル・エンタープライズ)、市民活動などサード・セクターの研究。また、サード・セクターと自治体との協働にもかかわる。主著として、『英国チャリティ』(弘文堂)、『英国ボランタリズムの起源』(ミネルヴァ)、『社会を変える公益ビジネス』(ぎょうせい)、『ソーシャル・エンタープライズ』(丸善)(いずれも共著)など。
○ インタビュアー:阿部 真紀さん(認定NPO法人エンパワメントかながわ 理事長)
1999年よりCAPスペシャリスト。2004年エンパワメントかながわを設立。2011年デートDVに特化した電話相談「デートDV110番」を開設。デートDVを予防することで DV や虐待の連鎖を断ち切ることを目指し、全国の団体や機関がつながることを呼びかけ、NPO法人デートDV防止全国ネットワーク設立。同NPO法人事務局長を兼務。2018 年度チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞ファイナリスト。著書に「暴力を受けていい人はひとりもいない」(高文研)。
20:30 閉会
※終了後、ホワイエにて情報交流タイム(任意)