東山田・凹凸ものつくり・プロジェクト
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「凸凹(でこぼこ)」な個性をもつが故に、引きこもりや不登校などさまざまな生きづらさをかかえる子どもや大人と地元の町工場が、ものづくりを通して交流するイベントが、11月23日(土)「Cafe&Factory DEN」(都筑区東山田4)で開催されます。
廃材を使ったものづくり、ロボットを動かすプログラミング体験、エコバックづくりや木工体験など、東山田工業団地のものづくり企業の社員の方々と一緒にワークショップや、作品展示をみながら、ものづくりの魅力を身近に体験できるイベントです。
主催は、都筑リビングラボ。これまで、「凸凹は誰にでもあることを理解し、誰もがいきいきと働ける場や枠組みをつくる」こをと課題解決と考え、2年ほど前から、傾聴やフューチャーセッションを続けてきました。2018年11月10日には、凸凹のある子どもたちにものづくり体験をしてもらうイベント「アーモンド・凸凹ものつくり・プロジェクト~OPEN THE TREASURE BOX DAY」を、「アーモンドホープセンター」(都筑区北山田1)で開催。小中高へ通う年齢の多くの子ども達にものづくりを体験してもらいました。今回は、2回目のものづくり体験イベントとなります。
イベントへの参加は、事前申込みは不要。不登校や引きこもり、外国にルーツをもつなど、さまざまな生きづらさを感じている子どもや大人、またその親御さん。そして、都筑リビングラボの趣旨に共感される人はどなたでも参加できます。
イベント名:「東山田・凹凸ものつくり・プロジェクト」おいでよ「ひがしやまた」
会場: cafe & factory 「DEN」を拠点とした東山田凖工業地域(横浜市都筑区東山田4-40-23)
日時: 2019年11月23日(土)14:00〜 17:00(雨天決行)
参加方法:当日直接、会場におこしください(参加無料)
※駐車場のご用意がございませんのでご注意下さい。
送り迎えにお車でいらっしゃるのは問題ございません。
Facebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/728605314326593/
<プログラム内容>
・廃材を活用したものつくり(スタンプ&都筑リビングラボ看板作成)
・マグボット(ソーシャルロボット)&IoTプログラミング体験
・3Dプリンタ体験
・古新聞を使ったエコバッグつくり
・木工体験
・東京都市大小池研究室の学生さんがつくった作品の展示・体験
関連記事:都筑区東山田で「東山田・凸凹ものつくり・プロジェクト」が始動 〜凸凹の個性を理解しあい、学びと働きの場をデザインする〜
https://yokohama.localgood.jp/news/32730/
都筑リビングラボの生まれた背景
昨今、大学を卒業し就職したものの様々な理由で短いうちに離職に繋がることも少ないと聞きます。そして、特に日本は病気や失業など困難な状況に陥ってしまい、一般的なレールを踏み外してしまうと再チャレンジが難しい社会といえます。 その中で、現行の福祉の対象には当たらないものの、解決が難しい困難が増えつつあり、中高年のひきこもりなどはその象徴的な例と言えます。 生産年齢層の減少や福祉財源の減少も懸念される中、支える側・支えられる側という見方に捉われず、たとえ困難を抱えていても社会に貢献し、努力に見合う対価を得る枠組みの必要性が高まってきました。 都筑リビングラボでは、子ども若者のうちから凹凸な個性を理由に可能性を磨ききれないといったことが無いように。そして、生きづらさを抱える中高年の大人がいきいきと学び直し再チャレンジ出来るように。それを「ものづくり」というキーワードを大切に目指そうという試みです。