様々な「表現」の形で、様々な社会問題にアプローチ
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目標金額を大幅に上回り、726,067円(182%)もの支援金を集めた「表現のチカラ」のクラウドファンディングのプロジェクト。その「達成報告」と「【表現のチカラ】の可能性を語るトークディスカッション」を兼ねたイベントを開催します。
当イベントは2部構成。
前半はクラウドファンディング達成のお礼、期間中の活動報告をし、プロジェクトを立ち上げた際の公約を達成するための今後の課題を共有し、また公約にあるような「横浜市内全18区」での防犯演劇を実施するための実施先の紹介など「皆様が可能な範囲でご協力いただきたいこと」をお伝え致します。
後半のトークディスカッションは、立場・肩書き・表現方法の種類など関係なく自由に語り合え、「表現のチカラ」の可能性を見つける場です。
【表現のチカラ】は、「全国の表現者たちが様々な社会問題にアプローチし、社会に向けて啓発する場を作る」プラットフォームです。
5月30日から8月12日までのプロジェクトのテーマは、「防犯演劇を通じて『特殊詐欺』から高齢者を守る」で、そのプロジェクト資金を集めるために、LOCAL GOOD YOKOHAMAのクラウドファンディングに挑戦しました。
※クラウドファンディングのサイトはこちら
『特殊詐欺』は、犯罪首謀者が様々なシナリオを練って役を演じて表現し、高齢者を巧妙に誘導し、大切な「老後の蓄え」を奪い去っていく卑劣な犯罪です。また自分達が関わった証拠を残すことなく詐欺を働いてしまい、「受け子」や「かけ子」に配役される一般の若者は、自分が犯罪に加担していることに気付かない傾向もあります。
そこへ立ち上がったのが、プロの舞台俳優で25年もの活躍を続ける、はだ一朗さん(47/旭区在住)。はださんが演じる「防犯演劇」は、劇中の刑事が、演劇からワークショップまで行う展開が特徴で、観客を巻き込みながら、いつの間にか特殊詐欺に遭わない「自衛のチカラ」が身に付くのが独自の展開です。そんな「特殊詐欺」対策の活動に共感してくださった52人から、726,067円の資金の協力をいただくことができました。
ただ、【表現のチカラ】は演劇をする人“だけ”の団体ではありません。
「表現」の形は、表現者の数だけあり、無限の可能性を秘めたチャンスを実現させることを目的に活動しています。今回のプロジェクトのテーマである「特殊詐欺対策」だけでなく、様々な社会問題に対し「様々な表現」を用いて、アプローチすることができます。
8月29日のイベントでは、報告会の後に、自由に語り合える場を用意しますので、「何かしら表現活動をしている方」「まだしてないけど興味のある方」など、どなたでも自由にご参加ください。