日時:3月17日(日)11:00〜16:30
場所:さくらWORKS (休日のシェアオフィススペース)
https://goo.gl/maps/EM3YhAZh8vT2
参加費:1000円(社会人)学生無料
気がついたら、僕が住む街は「多様性」という言葉で溢れていた。TVでは政治家が「多様性」のある政策を誇らしげに語り、新聞の記事ではポリティカルコレクトネスとかアファーマティブアクションとか、「多様性」という言葉につられて訳の分からない横文字が所狭しと並ぶ。まるでそれらをただ語るだけで「良い」人になれるかのように、街は「多様性」で溢れていた。
多様性って、なんだっけ。僕は学校でも教わらなかったし、それなりに知っているだけで、誰かにそれが「良い」と力強く説けるほど知ってはいない。なんとなく、「良さそうだなぁ」などと思っているだけだ。
「社会に多様性は必要だ」とか、なんとなーく良いかもしれないことを言って、社会とかいうヤツにいいことをした気になって、なんとなーくお酒を飲む。これで良いんだっけ。そういえば、多様性って、なんだろう。
社会へ感じるモヤモヤ、お持ち寄りください。
何をもって「多様」とする?
「多様性のある社会」を鮮明に想像すると、どんな空間になるだろうか。
「多様性」というのは、理想郷か、たどり着いてしまった現状への功利的な解決策か….
私たちの暮らす社会は、毎日毎日変化しています。
教科書に載っていないこと、地図に載っていないところ、誰も疑問に思っていないこと、見過ごされていることが毎日更新されています。
私たちが見ている社会の景色は全てではなく、一人ひとりの見ている景色も違います。
もしかしたら誰も見えていない部分があるかもしれない。
そこの部分を、一人ひとりの景色をお互いが「知ろう」と歩み寄って、広げていく。
その行動から新しい景色が広がり、生き方も多様になるのではないかと思います。
そして、こうして人々が集まり話すとき、今、見逃せない勢いで広がりを見せる”SDGs”がどう受け止められるのか。
SDGsの、”広がり方”についても素直に話せたらと思っています。
▽流れ
・開催挨拶
・「多様性」についての問題提起
・参加者と一緒にディスカッション:課題の連鎖を手繰る
・振り返り
(入退場自由。話がひと段落するまでイベントを続けます。)
建築家・デザイナーでソーシャル活動家男子、社会問題解決イベント運営会社女子、まちづくりNPO女子・・
立場の違う3人が偶然出会い、
居酒屋でSDGsの取り組みやそれぞれの職場で感じてきたことを思い思いに語るうちに浮かんだこの企画。
3人に共通するのは、25歳という年齢。
タイトルの「I’93」には、「1993年」という意味と、「I’m(私は)」の意味が込められています。
25歳のわたしたちが、わたしたちの生きる社会の全世代、
すべての巡り会える、歩み寄ってくださる方とつくりたい対話の場。
色々な意味で曲がり角といえる年齢の私たちが、
素直に捉えている現状をただ話す。
そこには、来場者との境界線などありません。
みんなで、語り、みんなで私たちの見ている景色を
もっと広げられたら素敵だなと思います。
みんなでじっくり、一つ一つのトピックを見つめて、お互いの考えを吟味し、今起きていることの「モヤモヤ」を共有して紐解いていきます。
…実はどのようなイベントになるのか私たちも想像がついていません。ゴールもどこになるのかわかりません。皆さんと創り上げるイベントです。その結果、次も、その次も、続いていければいいなと思っています。
花堂佳月(Kazuki Hanado)
ソーシャル・環境問題をテーマにしたイベントを手がける制作運営会社に勤務。
大久保勝仁(Katsuhito Okubo)
United Nations Major Group for Children and Youthの都市開発部門アジア統括。まちづくりを中心に国内外で活動をする建築家・教育者。
鈴木ゆりり(Yuriri Suzuki)
横浜コミュニティデザイン・ラボスタッフ、横浜YMCA ACT運営委員・国際事業委員・募金委員。任意団体野毛坂グローカル役員、ヨコハマ経済新聞・LOCAL GOOD YOKOHAMAライター。
※このイベントは、ストリーミング配信をさせていただきます。
※色々な方に来ていただくことを大切にしているイベントですが、宗教勧誘目的でのご参加は禁止とさせていただきます。(いつかみんなで議論したいですね。)