こども食堂・地域食堂・コミュニティカフェ・高齢者の配食・サロン活動。食事を介した地域でのつながりの場づくりを行う活動が、県内各地で多様に広がっています。
地域のつながりだけでなく、家族・会社の縁も薄くなりがちな昨今、人のつながりという社会関係資本の形成は、大きな社会課題です。食という命や健康を支える営みが、ひとをつなぐ要素として大きな効果を発揮することが、先の多様な活動の中で見えてきています。
形態や対象の違いを超えて、地域の中で、食を介した活動が、どのように人のあたたかなつながりを生み広げていくのか、実践者が顔の見える関係をつくり、各自の実践や手ごたえ、課題を共有し議論することで、今後の地域社会の在り方の青写真を描きたいと考えています。
【食でつながるフェスタかながわ~みんなで考えよう支え合いのカタチ】
●プログラム
<第1部>シンポジウム・みんなで考えよう支え合いのカタチ
コーディネイター:
・米田佐知子さん(子どもの未来サポートオフィス代表・横浜コミュニティカフェネットワーク世話人、横浜こども食堂ネットワーク)
パネリスト:
・和田信一さん(よこすかなかながや代表)
・森祐美子さん(こまちカフェ・NPO法人こまちぷらす代表)
・早川仁美さん(さいとうさんち・ほんそん子ども食堂いただきます・地域のお茶の間研究所さろんどて代表)
<第2部>ポスターセッション
県内団体の活動紹介・展示
<第3部>参加者交流会(テーマグループに分かれた話し合い)
テーマ:カッコ内は進行役
①こども食堂での子ども支援
(NPO法人ぐらす・かわさき 大澤洋子さん)
②こども食堂の運営
(みんなの食堂 東浩司さん)
③高齢者サロンの運営
(ふらっとステーションとつか 島津禮子さん)
④コミュニティカフェの経営
(港南台タウンカフェ 斉藤保さん)
⑤自宅活用(住み開き)カフェ
(ハートフル・ポート 五味真紀さん)
⑥多世代で交流を生む工夫
(子育ての輪Lei 海野美和さん)
⑦運営スタッフのこと
(さくら茶屋にししば 岡本溢子さん)